胸腺の活性化は大切です


『人生は、すべてが笑える』
という本を読んで。

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胸腺は免疫力を司ります。
非常に重要な器官です。
T細胞の分化成熟を司る器官であり、
出生前にサイズおよび機能が最大化し、
加齢とともに脂肪組織に置換される。


位置は、胸骨の直後で心臓の前上方にあります。

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胸腺について悲しい話が紹介されていました。


アメリカでは1920年代〜50年代にかけて
胸腺に対しての理解が十分ではありませんでした。


幼児の突然死での検証結果、
成人よりも胸腺がずいぶん大きいことを観察。
【胸腺肥大症】と名付けていた。



胸腺が肥大することで突然死を招くことがあると信じられて、
実際に幼児期に胸腺に放射線を当てるという療法が行われていたことがある。


後に幼児の突然死と胸腺との因果関係がないことが明かになった。
わが子を突然死から守りたいという親の心が、
後に胸腺を正常に働かせることが出来なくする悲劇を呼んだ出来事です。


この本の著者がセミナーを開いている会場で、
胸腺に放射線照射した人がいるかどうか挙手をもとめると、
受けた方が多いことに驚いてしまうそうです。

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胸腺活性化を、
人はいろいろな手段を使って取り組んでいるようです。


●日頃感情を胸の内にため込むと胸腺が縮こまる。
子供や幼児が胸腺が大きいのは
感情豊かな表現ができているからではないか?
笑ったり泣いたり。。。


●驚いたり、悲しくなったりすると胸に手を当てるのは、
反射的に胸腺が縮みこんだ状態になったことをリセットすることに役立つ。


●クリスタル・ペンダントを胸にぶら下げる。
すると胸腺を動くたびに刺激してくれる。


ニューギニアのある部族では朝起きる前に胸を叩いてから起き上がる。
叩くといっても強すぎるとかえって萎縮するところ。
それなりの心地よさを感じる程度にセーブしながら。。。


最後に、


『医者達は細胞のコレステロール・レベルやら何やらの数値については、
散々口にする。
だが私は、細胞が楽しみを感じるレベルも、
また健康の重要な指標になると思う。
元気を回復し、体の再調整をするためには、
細胞が味わう楽しみのレベルを上げる必要がある。
病気になったら、家に帰って、楽しいことをするといい。
それが私の処方箋である。』
(デイヴィッド・E・アイスラー博士)