脳波をα波にする。
それは体がリラックスして副交感神経が優位。
免疫力も向上して病気が癒されます。
また特殊な潜在能力を発揮できるときもある。
ただ急激かつ強制的にα波状態に追い込むと、
体はその変化に対応できない。
α波はメリットがあると言われる状態です。
ですが急激に変化しては強い負担になり
自己崩壊を起こすのです。
過去アメリカでα波を強制的に発生させる機械を利用した青年が
痴呆となり問題化されました。
体にはほどほどの負担がいい。
急激に状態を変えるのではなく、
日々ほどほどに変えていく。
それを積み重ねていく。
そして頂上に立つから感動が生まれるのです。
ある登山愛好家の話ですが、
富士山登山でご来光を幾度も浴びた。
ご来光をみるためにきつい登山道を、
眠さと寒さに耐えながら一歩ずつ登る。
頂上へ到着してもう登る苦行が済んだ。
そして見渡すと雲海。
その向こうにピンクから黄金色に色を変えるご来光が見える。
大自然の壮大さと貴さを一身に浴びる。
13回目にこのご来光を浴びたとき、
大自然の気の力を感じるようになったといいます。
そして末期癌に近しい方々を富士山登山に付き添うボランティアをした。
背負子に乗せられて運ばれるだけでも苦しくてしょうがない道のり。
でもご来光を見たとたん自分の足でもう一度ここまで登りたい。
もう一度ご来光を拝みたい。
心が洗われ身体の内側に新たな炎が着火される。
そのような衝動を覚える方がおられるそうです。
そのときから癌の進行が止まるという奇跡が起きた事もあるそうです。
ヘリコプターの力で頂上に降ろされたのでは、
ここまでの感動は生まれません。
目的地に辿り着くまでのプロセスが大切。
道程で平坦な道ばかりなら感動も少ない。
ほどほどに厳しく辛い。
そしてほどほどに楽しい。
そうしながら頂上へ至る。
身体の改善や修行のプロセスも、
そうあるべきですよね。