折り合いを付けること。

エクササイズをしよう。
ではがんばって。
今の自分の体に気に入らないところがあるから。
だからエクササイズをしよう。


そう思ってトライするものですよね。


でもそうしていると意外に途中で体が痛くなってやめたくなったりするもの。


それはすでに自分の体に対してストレスを強く感じているから。
そのストレスは精神的緊張を呼ぶ。
筋肉もそれに比例して弱化、虚弱する。


だからたいていそのエクササイズは途中で中座する事となる。


例えば病気を治すときも同じことのようです。


この緊張感が強いときにはうまくいかない。
心が体の筋肉を支配している側面が強いため、
心が体と折り合いがついていなければそれを嫌うストレスとなる。
このストレスを感じると自分の心と行動が一致することがないため成就しない。


それに対して正面から向き合わないようにするのではなく、
どうにかそれに折り合いを付けることが出来る人は違う結果が待つ。


ときにはカンタンにその人が今やっていることが成功する人かどうか見分けがつく。
『やっていることに折り合いがついている』かどうかを2〜3質問をすればいい。


老子の本を読んでいると、
「犬が嫌いな人はいないんだ。
まだ犬と折り合いを付けることができない人がいるだけなんだ。」
そのような印象的なやり取りが出てきます。


物事への折り合いの付け方がうまければ自然に生きることが出来る。
折り合いを付けながら角がなく生きていく。
自分の形を水の如く変幻自在にかえていく。
折り合いを付けていくのがタオ。


鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール』という本を読ませていただきました。
ベストセラー本ですからお読みになられた方もおられるはず。
結局は折り合いを付けることが出来るかどうかだと感じました。
好き嫌いではなくて。。。
折り合いを付けるためのノウハウを説明した本なのですね。


エクササイズをするときにも自分の体を嫌う感情を持ちながらではいけません。
うまく自分自身の体を受け入れるように折り合いを付けましょう。
体に対して不平不満ばかりではなくて、
よい面を含めて評価しましょう。
日ごろの感謝を言葉で述べます。


現在置かれている状況はあなたの意識が投影された結果に他ならない。
ならば自分の意識がそれと折り合いを付けたのなら何かが変わりだす。
そういうものなのだろうなと思います。^-^)