散歩で恵比寿の観音坂に馬頭観音をお参り。
ちょっとハイソサエティな感じの教会がありました。
そして周りにはおしゃれなクッキングスクールやバンタンデザイン専門学校。
そんななかに馬頭観音がありました。
「このお堂に、馬頭観世音菩薩がおまつりしてあります。
縁起によると、享保四(一七一九)年。このあたりに悪病が流行し、
これを心配した与右衛門という人が馬頭観音に祈って悪病を退散させました。
その御礼に石で観音をつくり。
祐天寺の祐海上人に加持祈祷を願い、
原(当時、このあたりを原といった)の中程に安置した、
と伝えています。そして村の人は毎年二回、百万遍念佛を唱え祈願したので、
その後、このあたりに悪病は流行せず、住民は幸福に暮らしたとのことです。」
現代医学が発達する前は疫病を退散させるために、
こころから祈願することが大切だった。
神仏に祈念するする。
神仏がかなえてくれるご恩を信じて、
そうなってくれるように一心に祈る。
住民たちの健康と幸福を祈り続ける。
このようなことは非科学的なことだという方もおられるでしょう。
現在では疫病がはやる前に優秀な学者が関わりワクチンを開発する。
それによってインフルエンザなどから生じる災いを遠ざけることができる。
そうすればいいんだから取り立てて祈らなくても。。。
でも、私は祈ることは大切なことだと思います。
オステオパシーのなかでも異才を放つロバート・フルフォード博士は、
『すべての物質は電気エネルギーである』
といいます。
体のなかの電気エネルギーを整える施術もしておられました。
そしてすばらしい成果をあげておられます。
もしこころも電気エネルギーであれば、
その電気エネルギーが純粋に強く作用するかどうかで、
エネルギーの発力レベルは格段の差が生じるでしょう。
電気エネルギーの流れが滞りなく純然たるものであれば、
ものすごい力をそこから生じることでしょう。
その思いが力となり住民の助けをした。
その形として馬頭観音が、
今もそこに祭られている。
これからもそこにいる住民を守る祈念の心が続いていくのでしょう。
他の地域にも疫病を遠ざけてくれた感謝の形として、
このようにお祭りされていたり碑が立つ場所があります。
これからも時間を見つけて訪れてみるつもりです。^-^)