昨日は山岡鉄舟:全生庵へお参り

昨日はよい休日を過ごすことができました。


台東区谷中の『臨済宗全生庵( http://www.theway.jp/zen/ )』へでかけました。
山岡鉄舟墓所です。


書の名人として三舟とうたわれた一人としても有名でしょう。
三舟は「勝海舟」「高橋泥舟」「山岡鉄舟」の三名です。


山岡鉄舟を深く愛し彼を人生の師として仰ぐ人も多い。
知れば知るほど桁外れの傑出した人物なのです。


幕末に官軍が江戸占拠のため総攻撃への期日も決まり、
目前に迫りしとき勝海舟へわが身一命を捨てる覚悟で
官軍側総司令官の西郷隆盛の元へ勝海舟の手紙を届けました。
そのとき勝海舟が自らが動ければよいのだが、
官軍と一騎打ちを望む幕藩を押さえるためには
自分が江戸を出るわけにはいかない。
徳川慶喜はすでに天皇へ恭順の意思を固めていたが、
それを伝えられず官軍総攻撃を待つだけになっていた。
最後の最後のことで勝はこれからの世を憂う詩句を残した後、
山岡鉄舟が勝の前に現れました。


山岡鉄舟がいなければ日本の歴史は変わっていたでしょう。
政治の動乱に付け込んだ列強国に植民地とされていたはず。
他のアジアの国々のように・・・・・。


ただ国事に関わる功績もさることながら、
山岡鉄舟の人となりをしれば尊敬してやみません。
若いころから禅道に励み『修身二十則』を本当に実践した御仁です。
http://tesshu.kcnote.com/shusin20/


山岡鉄舟先生のことで書きたいことはいろいろあれど、
私がそれを書き出すと終わらなくなります。
興味がある方はぜひ山岡鉄舟関連ホームページや書籍などをご覧くださいね。


ホームページ:「山岡鉄舟 - 明治維新の真の功労者、江戸城無血開城の立役者、剣・禅・書の達人」
http://tesshu.kcnote.com/


書籍:
最後のサムライ山岡鐵舟
編纂:圓山 牧田, 平井 正修
出版社: 教育評論社
などを図書館で借りて読んでいただければと思います。