将門の首塚もスピリチュアル・ブーム真っ只中?

昨日は有楽町のほうへ出かける用事がありました。


私の用がすんでほどなくも太陽はまだ明るく照らす時間。
ひさびさに後ろの時間が詰まっていなかったもので、
日比谷公園のほうへ歩いていきました。


ただなんだか私は有楽町近くは時々歩くものの、
どうも方向音痴がここの場所だけでてしまって。


気づいたら日本橋の橋の上にあるドラゴンを見上げていた。


間近でゆっくり観たのは初めて。
NHKで放映している「ブラタモリ」(http://www.nhk.or.jp/buratamori/)の
日本橋特集(http://www.nhk.or.jp/buratamori/broadcast/vol007.html)で
知識があったので完全おのぼりさん雰囲気丸出しで観て回りました。
日本随一の名所だって、看板にも書いてありました。
((余談ですが、2010年3月4日(木) 午後10:00〜10:43に第14回 赤坂をブラタモリです! ))

当初の日比谷公園行きを思い出しました。
山手線の線路を越えた向こう側だからと、
気づけばそこは大手町。^-^;


そしてこの近辺に将門の首塚があるはずだけどなと思いつつ
まっすぐ皇居方向へ向かえば。
気がつけば最短距離で将門の首塚前にいました。


日比谷公園の首かけのイチョウ前で、
頭の中のアイデアをアウトプットしようと考えていたので
有楽町前の無印良品でノートとおやつのクッキーまで買っていました。


でもせっかくだからと将門の首塚の境内にある石でできたベンチに座る。
この地が神田明神発祥の場所です。
集中力を高めて運気を高めるには最良の聖地といえるでしょう。


ビルに囲まれた場所だ。
晴れていても、少しうっそうとしている。
だが少ない木にも野鳥がとまり美しい鳴き声を聴かせてくれる。


しばらくすると「ぐわぁぁう、ぐわぁ」という変な声。
頭にイメージを流しているときは私は周りがほとんど見えていないのですが、
さすがにインパクトがあって。
気がつけば「からす」がクッキーをわずか30センチ右隣で狙っていた。
至近距離でこちらを見ていたので襲われそうな恐怖心があったのだが、
別にからすが私を襲ってもなにも得はないはずだから。


熊野神社ならば三本足のヤタガラスという霊獣がいる。
このこもそんな霊獣なのだろうか?


そんなことはないか。


人懐っこいからすで。
おそらく誰かがここで餌付けをしているのだろう。
それから10分近くはととからすに囲まれていた。


そのなかでノートに構想を書き込み。。。


次に驚いたのは、
いきなり目の前に数十人の参拝客の団体さんたち。


きっとノートに気をとられていたからだろうが、
スピリチュアルの流行がここにまで、これほどまできたのかと。


将門の首塚には石碑の裏手に石塔がある。
こちらが実質ご神体のような存在です。


私には強すぎてそこの場の近くまで近寄ろうとは、考えたこともなかった。


もう20年も前にこの場に車で夜半に通りかかり立ち寄ったとき。
こわごわとした初の参拝が丑三つ時でした。^^;
赤い火柱のような強烈な印象というか幻影が。
上空10メートル以上まで立ち上っているのを感じた。
そういうときの脳波はきっと平常のβ波ではないだろう。
ふぅわーぁっと体は軽くなり重さを失う。


ただごとじゃない。


それ以来、ときどき足を運ぶようになった。
だから私は緊張感が張り詰める場です。
そのような緊張感は仕事では吉と出る。


だけどおまいりしている人たちはその石塔を興味深そうに?
突っついたり等。



私は離れたベンチで凍り付いてました。


去年中ごろ”警戒ビデオ撮影中”とされていた。
違和感を感じたが仕方のないことだろう。。。


そんななか花を手向け丁寧に掃除をしていた若者がいました。
スピリチュアルブームが去った後も
このような方はまた来てくれるはず。


なにかを受け取ることができるような純粋なこころをもつならば、
道を開いてくれる後押しをしてくれていることだろう。


誓願を立てるような強い意志をもつものが好きな場所。
私はそのようなところと、勝手に信じ込んでいる次第。


今、私は施術を小説という虚構で表現できないかと思って。
私ができるレベルじゃないこともできることも、
気ままに妄想し書き出しています。
構想力が破綻して小説化できずに。
読めたものじゃないけど、
日記から他のもうちょっと親しみやすいことで表現していければと思っていて。


これは15年来の夢なんですよね。