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☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への業務連絡となります ☆
【業務連絡】:2014年10月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました
http://bodywise-note.seesaa.net/article/405796174.html
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と業務連絡をさせていただきまして。 ^-^
臀部筋と股関節。
股関節に問題がある場合。
若い時は、
片側に強い影響があるのが通常。
老齢となってから問題がでれば、
両側の股関節に問題が生じます。
もともとは股関節は、
大腿骨の出っ張っている骨の入る部分と腸骨のはめ込む部分。
それがセットになっていて、その関節の隙間に緩衝材的な数ミリのクッションが仕込まれています。
かなりしっかりしたクッションですから、通常の利用では問題なく使い続けることができます。
たとえば股関節部分の周りの筋肉が緩まればクッションが膨張し水分を含むことができ再生し、
股関節周りの筋肉が縮まるとクッションはぺしゃんこに押さえつけられるような仕組みですね。
それでうまく徒歩で左右の股関節が緊張と緩和が一歩ずつ股関節に与えられる形になります。
だからしっかり日々歩きましょうねといわれるのです。
一昨日前に、著名なセミナー講師がウエルネスヘルス的な提言で、
「一日少なくても一万歩、歩きましょう」と申されておりました。
理想の歩き方ができている者は、まさに、そのようにしてほしい。
「ぜひに!」というところです。
ですがすでに股関節周りの筋肉が硬化がはじまり出している人は、
その硬化を促進させてしまうこともあるのです。
かえってウォーキングにより股関節の具合を悪化させるケースがあります。
健康に良かれと思ってやったことが、
身を崩すのでは割に合いませんよね。
では股関節の具合を観るにはどうすればいいの?
簡単に考えれば、
股関節の周りの筋肉は、
いわば人体の中で最大級の太さを持ち筋力を潜在させる臀部の筋肉なのです。
その臀部筋が固まってしまうことで股関節が、
常に萎縮して関節の間にあるクッションを縮め、
やがてはその骨と骨の間のクッションの弾性が
ほぼなくなってしまう。
そのときに大腿骨の骨から登っていく踵からの衝撃が骨盤に襲いかかり、
骨盤より上にある胴体部分の重さが股関節でぶつかり合うようになります。
股関節の具合が問題がありそうな方の多くは、
臀部筋の深部に至る部分まで見て行くと相当な硬さが潜んでいることが通常なのです。
そして臀部筋の硬化の度合いを読めば、
その人の骨盤の歪むパターンも読める。
左右の臀部筋の硬化具合で、その上の曲がり方や、太もも以下の様子も察しが尽きます。
ただ最大級に筋パワーを持っていて深さも最高にある臀部こそ、
リリースするのが大変な箇所はないのです。
そして仙骨が中央にあって、ここは傷つければ人が死ぬ骨ですし、
股関節周り部分も素人が下手にスラストでボキッとすれば、
すでに硬化してひび割れてしまいやすい靭帯や軟骨組織が固形化したものが傷つくことになります。
ごくごく丁寧に、一本ずつの筋肉、
たとえば、大殿筋をといて、中殿筋をといて、おっ梨状筋がでてきたな、
というように一本ずつの筋肉の付着する上下の点やその内側のトリガーとなる部分を正確に解く。
年がら年中、これらの筋肉の片側が硬化してしまってにっちもさっちも、
という人が多くの割合でおられるのです。
ただ自分では、どれだけそこに負担がかかっているのかは気づいていない。
臀部を初めてリリースを受けると、
「ぎょぎょぎょ!なんでそんなところが痛いの?」
と驚く人が多いのです。
右利きの人は、右の臀部が硬くなっていて、
左利きの人は、左の臀部と子供のときに右利きに矯正されていれば左右両方の臀部が硬いなど。
利き側を持って、そちら側の足を使いすぎた人は、
そちらの臀部が固まり、やがて股関節の動きが悪くなって、
腰痛に出たり、仙骨部分が傷んだり、膝の痛みに飛んだり、
肩こりや首こりに、、、など様々な体の偏りから生じるものが派生してくる。
それ、臀部を深層まで緩めないと、
そこが問題の源ならば、すぐに元の不調がぶり返すのですね。
なんたって、本当にぶっとくてパワフルで癒着したら
腸骨や仙骨や大腿骨の骨膜にぎっちり骨化したものが
しがみつくようにしつこいのがつきまとうものなのですから。
それを解くのは、至難の業だけど、、、。
解かないと、先が見えないのです。
それがまた、、、実に、力技です。
ただこの力技を受けることで、
ずいぶん体の状態が変わることってあるのですね
。
ボディワイズの施術で心がけているところは、
長年かけて編み出してきた、
臀部筋の深層までの根性を振り絞っての施術。
これを、本当に大事にして、毎回の施術で調整することですね。
施術の成果が安定して、体の改善が持続しにくいなと思う先生がもしおられましたら、
ぜひ、一度、試してみてください!
もちろん、自己責任で安全性を考えつつ、あとは、あまりにもきついことになるので、
自分の身を壊さないように注意しつつがんばっていただければ、
素晴らしい成果がでると、私は経験上言えると思います。