二胡のライブを観て帰りの道すがらのボディワイズの運営アイデアの思いつき

最近は、仕事で頭が占められていました。
予約順番待ちの受付を再開するに際して、
今のままで生まれ変わることがなければ、
私自身の成長もない。


施術業界は、ますます厳しい時代に入る。
それは間違いないことでしょう。


生まれ変わるとは
いったん、
自分のスタイルや型を否定していくこと。


何年も先になってから、
あのときに、そうするべきだったのだがと、
今が見えているようで見えなくなっている。


短期的にものを見て行くことはできますが、
長期的に見て行くことができていない落胆。


今は雲をつかむような思いが
まとめられずにいます。


机上で考えても、
散歩をしていても、
抽象的なスローガンは聞こえるが、
具体的な草案さえ浮かんでこない。


その後の進路を決める分岐点になるという予感が、
慎重さを通り越してビビリの様相を呈しています。


賢そうなアイデアは、多数思い浮かぶのですが、
どうしてだか、感情がそれを後押ししくれない。


密かに精神的ストレスが体にも来ていましたし。
散々なところでありました。
だから去年の年末と年始に、
数年来の風邪をひいたのでしょう。^-^;

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そのような折り、

一昨日前、二胡を習っているお客様が、
習っておられる先生のライブへいかれるとのこと。
そちらに私もちゃっかり同行させてもらいました。


場所は銀座のジャズクラブ 銀座 Swing。<ウェイウェイ・ウー ライブ IN 銀座SWING「2015年初ライブ〜プレ・アンソロジー」>
会場:銀座SWING(東京・銀座)
http://weiwei-wuu.com/archives/764



目の前でライブをみるという経験がなかったのですが、
こちらではまさに目の前で演奏を見て、そして感じて、
楽しむことが出来ました。


あっという間にライブ時間は過ぎ、
改めて生演奏ほど感動するものはないなと思いました。


Ipadでダウンロードした二胡の曲をお聴きすることも
すばらしいものではあります。
ですが、目の前で最高に楽しそうに一流の演奏者が演奏している夢の様な場所と時間を共有する感覚は、
どのように頑張ってみたとしても真似できるものではありません。


特に、、、二胡


他の演奏者が、演奏がノリノリになればちょっと前かがみにかぶさってギターを弾いたり、
ピアノの鍵盤を叩いたりするのに比べて、
二胡は、私にはますます姿勢がよく正されていっているように目に映りました。


その凛とした姿勢の整えられた様子は、
ギターのノリノリ加減と対照的にさえ思えました。


ギターも、もちろん好きですが、
二胡は、姿勢にも気を配れて健康にも良さそうですね。


そんなことを目の前での、
すばらしい演奏を聞きながら思い、
見つめていました。


私は、二胡を習っておられるお客様に、
二胡は他の楽器のようにノリノリになって弾くようなら、
弦から弓が簡単に離れてしまって音が割れたり途絶えたりすると教えていただいておりました。


徹頭徹尾、二胡奏者のウェイウェイ・ウー先生は姿勢を理想形でキープし続けている。
重心を腹の臍下丹田に落とし続ける。
それを長い時間キープしていくのは、
やってみればわかるが容易ではない。


微塵でも気を抜いてしまえば、
立位で二胡を演奏しているので、
弦から弓が離れて音が消えてしまう。
主役の演奏が、そうなってしまえば、
耳の肥えているお客様たちはどうだ?


そのようなことが起こらないように、
安定感の存分な演奏をし続けていた。
演奏中のウェイウェイ・ウー先生の
口元が愛らしく、
演奏にも余裕を感じさせられる。


正直、驚きました。


私にそれほどまでの集中力があるか?


自信はないです。
本当に信じられないほど難しいから。
多少のアクシデントで感情がぶれて呼吸がちょっとでも乱れれば、
それでもう集中が切れて姿勢は上滑りになって狂ってしまうのだ。



そのような妙技を、
1〜2メートル前のかぶりつきで観た。



やはりライブはいいな、という思い。


二胡のライブを観たいなと関心があれば、
ウェイウェイ・ウー先生の公式サイトへ。
http://weiwei-wuu.com/

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ここからが、私の施術関係へ。


昔、施術のデモ会をほそぼそと私の家で幾度か開きました。


本当に地道にです。
施術には音楽のような派手さはない。
感動も受けている人以外はない。
私の合同で人を集めてのデモ会の印象は、
口が立たないためうまくプレゼンができずに、
参加者に迷惑をかけていたんだろかというすまなさがあって。


その後、予約順番待ちの受付が人数が満たされてきたため、
デモ会をすることから遠のいていました。


ただ思い返せば、デモ会で実際に脚を運んでいただいた方が、
その後に深くかかわらせていただいた件も多数あったのです。
たとえばお客様の名前を出すと差支えがあるので申せませんが、
私がお世話になっております整体、熊野庵の谷口先生もデモ会。
そちらにわざわざ脚を運んでいただいて、
それからのお付き合いです。


ネットはネットの手軽さがいい。


ですが、
施術のショーも、
捨てたもんじゃない?


そう考えていただけるようなものにするよう、
運営する内容を計画を立てて、見直していく。


そこが私が手を出していくべき、
次の一手でしょう。


ウェイウェイ・ウー先生の二胡ライブではありませんが、
曲と曲の間に、英語でMC(エムシー、master of ceremonies (セレモニーのマスター)の略)
をしっかりいれていました。
和やかな雰囲気でウェイウェイ・ウー先生の人となりが見えてきます。
ギターの方に突っ込まれて、
笑いが巻き起こっていたり。


施術の技をお見せするにも、
すこしだけもったいぶらせて、
その施術の技への思い入れや、
かつてその技でよかったよと
言ってくれたお客様の言葉の紹介などをいれてみたり。
(以前のデモ会では、そんな私の心の余裕やゆとりは微塵もなかった。わけもなく緊張しまくってました)


デモ会の参加なさる人数。
人数が1〜2名と少なければ、
私の普段施術をする自宅にて。
もし人数が多くなれば、
レンタルスペースをとにかく押さえて。


そこからフェイス・トゥ・フェイスの、
人間関係を深めるつながりを持てれば。


真剣に施術者選びをなさるお客様には、
ネットでの良否の推測に頼るよりいい。


そのように、私がかつてしていた原点に帰ることから。
ひとまずそのような行動をしていき、
私の施術を知って頂いてから、
予約順番待ちの受付の申し込みをいただける。


そのような仕組みを作ることが大事だろうなと、
ライブを観て終わっての道すがら考えてました。


貴重な考えるきっかけを与えてくれた、
お客様のS様には深く感謝いたしております。


「少しでも気軽に施術を体験できる機会を」と考え、
ボディワイズでは多くの体験講座を実施することへ。


ライブを観た興奮が後押しをしてくれて、
やってみたら楽しそうだなと思えている。


そのようなご案内をさせていただく行動に力を入れ、
私自身の頭のなかを、一時、リセットしていくのも、
いいですよね。