今、注目のストレス適応ハーブ(アダプトゲン)の一種、ホーリーバジルは不老不死の霊薬?!


アダプトゲン関係の調べものをして、
実際にいくつかのハーブを購入してみました。




そのうちのひとつに、
ホーリーバジル」というバジルの一種があります。




クリシュナ種 ホーリーバジルパウダー/粉末 (トゥルシーパウダー) 100g
そちらは粉末でとりよせました。



このホーリーバジル。

先日取り上げましたら<アダプトゲン>の本によると、



若返りの妙薬に分類されていて、
栄養と長寿をもたらすハーブとされていて、
3000年もの間、インドではもっとも強力なハーブのひとつとされている。



ホーリーバジルを毎日摂取すると、
身体のチャクラのバランスが維持できるようになると考えられていたり、
人間に高潔と、美徳と喜びを与えられると信じているそうです。



特性として、アダプトゲン作用、抗菌作用、抗うつ作用、抗酸化作用、
抗ウイルス作用、駆風作用、利尿作用、去痰作用、催乳作用、免疫調整など。


それをひらたくいえば、
料理のスパイスに用いたり、
腸内ガス、腸けいれん、胃潰瘍、風邪、インフルエンザ、頭痛、咳、副鼻腔炎に用いられているそうです。
または蛇やスズメバチ、みつばち、蚊、ひるなどの毒にも使われていて効果がでているようですね。



またアダプトゲンの本を書いた著者は、「停滞するうつ」の症状にも効果的だという。
それは 他のホーリーバジルの紹介では見たことがなかったから、
実際に臨床でホーリーバジルを用いるハーブ医学に詳しいものだから追求して知りえたことなのでしょう。



粉末の要領は書いてないのですが、
茶剤として、240mlのお湯にティースプーン1杯の乾燥ハーブをいれて、ふたをして5〜10分浸出します。
摂取は、120mlを1日3回まで。
とのこと。


本書にはさらに詳細が解説あるのですが、
著作権等の問題があるでしょうから、
まったくの抜書きはできないのでごめんなさい。 m__m
ただ、おもしろいな!と、その効果効能を知ると、わくわくしてきます。




そして通販で購入した品物が手元に届きました。
そしてホーリーバジルをほんの小さじ1/10ほどを他のハーブティの上に。


するとわずかなホーリーバジルが、
さーぁっと鮮烈なバジルというかミントにも似た爽快な香りがしてきて、
びっくりしました。
特別ななにかを感じざるを得ません。


たったこれだけで、こんなに香るものなんだ!
入れすぎたら、えらいことになるぞ! ^-^;





奇跡のハーブホーリーバジル (アーユルヴェーダ叢書)

そんなことを考えていた折、
アマゾンで興味深い本を発見しました。

とりあえずこちらの本の出版社の本書の当該ページを見つけました。
以下になります。
http://www.shuppansinsha.com/ayurubeda.html#ayurubeda12



(本書 序文)
ホーリーバジルは、比類なきアーユルヴェーダのミラクルハーブ。
大気を浄化する医薬同源の万能ハーブは、家庭の必須アイテム。
本書は、その健康法のすべてを詳細に紹介した本邦初の書。
富山大学和漢医薬学総合研究所 客員教授 上馬塲 和夫
ラクル・ハーブホーリーバジルは「奇跡のハーブ」。
サンスクリット名の?トゥルシー?(比類なきもの)が示すごとく、
宗教的にも、薬効においても、並ぶものなきミラクルハーブです。
その特性は、アーユルヴェーダの古典に記されるごとく、
「味はわずかに苦く、辛く、消化しやすく、カパとヴァータを抑制し、
食欲と消化を促進させ、芳香があり、健康によく、寄生虫や悪臭を除去する」
このすぐれたハーブを自宅の庭に栽培することは、
確かくたる信仰と健康に踏みだす偉大なる一歩と見なされています。
ホーリーバジルは、食欲不振、風邪、捻髪性肺炎、
呼吸困難に効あり、なかでも咳、痛み、吐き気には卓効あり、偏頭痛、
食中毒、頭痛、耳の化膿、蕁じ んましん、麻疹、コレラ、不快な口臭、
寄生虫、脇腹と胸部の痛みにも有効です。
風邪には、ホーリーバジルとショウガのジュースに蜂蜜を加えたものを一日三回飲むと、
よい結果がえられます。咳には、古代の医聖チャラカ曰く、
「黒シヤーマトゥルシー(葉の色の濃いホーリーバジル)の汁液に蜂蜜を加えて飲むとよい」
耳の中が化膿し、悪臭を発するときは、ホーリーバジルの汁を、
またはこれをマスタード油とともに加熱したものを数滴耳の中に入れれば、改善します。
インフルエンザやそれに類似した発熱のある場合は、
ホーリーバジルとショウガの汁各五グラム、乾燥ショウガ一〇グラムを、充分な量の水でボイルして得た煎液に、
蜂蜜を混ぜ、二、三回服用すれば、効果があります。
この煎液は、冷ましてから蜂蜜と混合し、保存することができます。
不快な口臭がある場合は、ホーリーバジルの葉を一日二五枚、
噛むか食べるかすると良くなります。
ホーリーバジルは駆虫と抗生作用を持ち、病気に抵抗し、免疫力を高め、
ガンのような死病に対しても有効であると考えられています(著者序文より)。


目次より
第1章 ホーリーバジルは不老不死の霊薬
第2章 ホメオパシーでもホーリーバジル
第3章 アーユルヴェーダ文献のなかのホーリーバジル
第4章 ホーリーバジルの奇跡的療法
第5章 ホーリーバジルですっぴん美人に
第6章 蛇毒、虫刺れ、中毒
第7章 熱病の特効薬
第8章 女性の頼もしい味方
第9章 男性の悩みに
第10章 子供の病気
第11章 ヴァータ病――リウマチ、関節痛
第12章 風邪、咳、呼吸器の病気
第13章 皮膚病、外傷、腫れ物
第14章 消化器系の病気
第15章 口、歯、目、耳、鼻、咽喉の病気
第16章 心臓痛、脇腹痛、頭痛、その他さまざまな病気


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こちらの出版社内の、序文、そして目次をみるだけでも、
なんだか、「奇跡のハーブ」とはすごいふれこみだと思いました。 ^−^;



そして本書を目を通すと、
インド人の著者が書いた効果が出た体験談の内容が、
がっつりと書かれていて、これまたおどろきます。


おおよそ、日本人のライターが自身の責で書くならばはばかられそうなことも、
翻訳という分野では正確に本書を訳すべきというところから、
インド人の著者の主張するままを書いているんでしょう。



奇跡のハーブホーリーバジル[トウルシー]―その薬効と治療法―の本の
「第4章 ホーリーバジルの奇跡的療法」という章の一部分が、
出版社ページ内で閲覧できるのですが、
それだけでもおどろく感じでした。



日本人の体質とインド人では隔たりがありますから、
彼らには本当に効くのかもしれませんが、
それがおいそれと日本人にそのまま奇跡的な成果が出るとは思えません。


そこは慎重に考えておいたほうがいいと、
個人的にはおもうので。




ですがホーリーバジルのおもしろいところは、




一番効果が高い 赤紫ホーリーバジル 50粒(クリシュナトゥルシーの種)


のように種で買っておいて自宅で育てられるんですよね。 
種で売っていたり、苗でも売っていて手に入るようです。



以下のLoveGreen (https://lovegreen.net/) というサイト内に


ホーリーバジル(トゥルシー)の育て方・栽培
https://lovegreen.net/library/herb/p91792/


というページがあって、
こちらを参考にすれば、
自宅で手軽に長寿のハーブを育てることができてしまうんです。


そしてなかなか発芽率も悪くないようですから、
家庭菜園初心者的な私にも、どうにかなるかも。 
収穫後の喜びの笑顔が出る期待が持てますね。


他のアダプトゲン・ハーブは、
ホーリーバジルのように手軽に家庭菜園で収穫するというのは、
ほぼ不可能に近いものが大勢を占めているので例外中の例外で。




なので私も来年の3月の種まきに最適な時期がきたら、
ホーリーバジルの種を買って撒いてみようと思います。



おそらく摘みたてのホーリーバジルが、
もっとも強力なストレス適応力を高めるアダプトゲンハーブとして、
大活躍してくれることを夢見ています。



皆様の中で家庭菜園をなさっておられる方は、
ぜひ、ホーリーバジルを植えてみる植物リストに加えてみる検討をなさってくださいね。