抗生物質の選択肢が増えてほしいと思えた、きょうこのごろ。

このブログをお読みいただきたい方:
■ 副鼻腔炎に悩んでおられる方

■ 薬剤に耐性のある細菌への対処にもなる―ハーブから作る抗生物質の魅力を感じたい方




今日、皆様のお住まいの地域では、雪の影響、いかがでしたか?

私の家は雪が積もるとときどき雨漏り。
なので屋上にシートを敷いてカバーしたりと雪の準備、大変でした。

積雪量が大変なものであった方は、雪かきや交通機関の遅れなど、大変な一日だったとお察しいたします。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


話が変わりまして。


私は抗生物質を服用した直後に、急性副鼻腔炎になりました。


本日の施術にて、慢性副鼻腔炎をわずらっておられるお客様から、
どのようなきっかけで副鼻腔炎が発症したのかの経緯をお伺いしました。

すると。。。
はじめてそのお話を聞けたのですが、
驚きました。

私と同様に抗生物質の服用をきっかけに副鼻腔炎を発症したそうです!


抗生物質を服用して、体内の悪玉菌や悪玉ウイルスの活性を阻止するようたたくわけです。
そうしなければ体内の免疫力が後退して悪玉菌等の増殖ペースに負ける。
ならば善玉菌を犠牲にしても致し方がない。
そういった割り切りを必要とするお薬が抗生物質です。

悪玉菌をたたくという期待する好ましい「効果」と
善玉菌を死滅させるという不都合な作用を生み出す「副作用」。


私の抗生物質を服用した理由は、歯科医院にて抜歯後の悪玉菌の感染を抑えるのが目的でした。
なので抜歯したところ以外には問題はなく、免疫力が特別に落ちていたわけでもありませんでした。
そのような私が抗生物質を服用したときに、お腹の調子がめずらしいといえるほど悪くなりました。
いったん死滅した腸内細菌は、元通りになることはないといわれています。

私が西洋医にて処方されたお薬に副作用が強く出ることが多い体質のようで、
現在もそのとき失った腸内の善玉菌の再建に、
野菜でも食物繊維が多く含まれるものを選び、
腸まで善玉菌が届くような機能性ヨーグルトをおやつにしています。

腸内細菌は抗生物質を服用したら元通りにならないんですが、
再構築をがんばってやっていってほしい。
切に期待しています。


お薬には副作用があります。
ときにはこのようなケースもでてきますね。

今日のお客様も<お薬の副作用の怖さを痛感した!!>とおっしゃられていました。



副鼻腔炎になったきっかけが、
私同様の抗生物質を服用したことがきっかけとなったという人がいたとすると、、、。

小腸にいる腸内細菌のバランスが免疫に関係するといわれています。

大脳の白子のようなうねりと小腸の形状が酷似しているのですが、
それは発生学上、小腸ができたあと、小腸から脳のある位置にルートが伸びてそこから脳へと分化するのです。
なので小腸を第二の脳という言い方もありますが、
私には小腸が第一の脳で大脳等の脳がその影響をいまだに受け続けて、
小腸から情報が脳へつながり連絡され続けているのではないかと感じています。
小腸の免疫発揮は腸内細菌と密接に関係をもって働くものです。


もしかしたら、私やお客様以外の他の方も腸内細菌の状態の乱れが副鼻腔炎の引き金になった人もいるのでは?

だとすると。

現状では現実的ではないと思いますが、
ハーバル・アンチバイオティクス」という植物のもつ抗生物質と似た薬効をかなえるという研究があります。

ハーバル・アンチバイオティクス―ハーブから作る抗生物質 薬剤に耐性のある細菌への対処での天然の選択肢

西洋医のお薬は、主成分以外の余計なものははいっていないのが普通ですが、
ハーブの場合、主成分はあるにせよ、他にも様々な成分が複合しております。

複合化した成分は単一な成分より、傾向として効きが穏やかなけものとなり、
副作用の度合いが比較して少なくなるといわれています。

 もちろんケースバイケースですが。

抗生物質は便利な反面、
抗生物質に対し耐性を持つ菌やウイルスがでてきております。

ただハーブから作る抗生物質
こちらは医療で抗生物質を処方されたお薬に対し耐性菌となったものにも効くのです。

ありがたい!

上記の著者はアメリカでもっとも影響力のあるハーブ療法の実践家。。。。

ほんとできればということですが、
ハーバル・アンチバイオティクスにて紹介されているハーブを処方してほしかった。

そういった選択肢を提案していただけたら、
私も、そして本日のお客様も副鼻腔炎に苦しむこともなかったかと思われます。


最後に余談だが、
人体の中にある細胞の数を数えると、
人体の細胞の量が ~10%、その他の菌やウイルスの細胞の量は ~90% で構成されています。
人体は自分の体と思いきや、その内側にいる菌やウイルスが90%をしめている!
調べてみるとそうなんですね。


そのような膨大な数で場を占めるウイルスや菌が、悪玉も善玉もごっそり死滅させる大変化をさせるには、
ひとかたならぬ負担が現れるものでしょう。

抗生物質の処方のしかたは難しいというお医者様が書いた本を数冊よみましたが、
ほんとうにそうだなと感じました。
それらの本の中に、一度、抗生物質の利用で死滅した善玉菌は元に戻れないと。
人体に害をなすウイルスや菌のみを狙い撃つのは難しいことなのでしょうか。