そのためにはいくつもの方法が用いられるでしょう。
〓@写真を撮る
〓Aビデオを撮る
〓B鏡を利用 etc
顔色や姿勢、筋肉のつき具合、動作のスムースさなどさまざまなことが理解できます。
最近なのですが個人的に3D-CG用に人体を正確にオブジェクトデータとして描きあげ、それをモデラーなどのリアルタイムで回転・拡大できるツールで見てみたり、半透明にしてみてみると、上記以外の非常に多くの情報が潜んでいることが理解できました。
どうしても2次元での写真だと理解しにくい面があります。
それをバーチャル3Dのような自分で操りながら別人格のもののようにそれをみつめると、すぅっと客観的に自分自身の情報が頭におさまるのです。たとえば歩き方をアニメーションで再現させて、それをあらゆる角度からみつめてみるとどのような歩き方がよりよいのかが解りやすくなるんです。そこには振り子の原理、流体力学、構造力学、重心、てこなどのさまざまな物理的な動きが潜んでいます。それを3D-CGのパーティクルなどでイメージを補いながら見やすく表現。それを的確にチェックしていくだけでも相当の情報量。なにせ体は物質です。それがキーなんです。
現状の身体状況を把握して欲しいのです。
それができないから「この腰痛は一回で治りますか?」という質問をされるのです。
そして「どうすれば簡単に体の使い方が解るのですか?」という質問になるのです。
それは肉体面のコンディションは千差万別。すべての人の体は異なるはず。もしその差異が理解できるようなプレゼンテーションがなされれば上記の答えは自ずから解答を出せます。それが一番いい。
でもざっと見積もって外注でそのプレゼンテーション資料作成を頼むと、アートワーク込みで数十万単位の料金がかかります・・。
するとワーカーの頭の中にはワーク後のビジョンがあってどうしたいのかの結果を伝えたくても、一般の基礎的な人体の予備知識が無い方のときには内容が伝わりません。
しかし体のことをより正直に理解し受け入れるためには、直接にワークをするよりそのプレゼンテーションのほうがより本質的な多くのものを学べることがあるものです。
プレゼンテーションによる事前にゴールが見えている安心感。そして期待と希望。
そのような自分の体を客観視をするためのプレゼンテーション事業をしていくことも、私らしいなと思うこのごろです。