「体の使い方を学ぶこと」とは?
どういう意味が隠れているのだろう。
普段体を使っていて疲労する箇所が特定されているようなとき。
たとえば腰部や背部の張りが常にある、など。
そのときには酷使をして痛みが出ている箇所を使うことを改善することです。
その痛みを感じてしまっている肉体の部分以外の箇所を観察すれば、
【使っていないからだの部分】を見つけることができます。
その部分を使うように動き方のパターンや姿勢を工夫すること。
そうしますと普段慢性的に疲労が定着しています箇所が休まります。
自然に癒されるのです。
使っていないからだの部分を使うことができるように、
移行をスムースにするためにはどうすればよいでしょう。
そうするプログラムが、
体の使い方を学ぶムーブメント系のボディワークにあります。
そうかんがえてみると、
ムーブメント系のボディワークを捉える視点をちょっとだけ増やせそうです。
また普段より使っていないからだの箇所を見つけるセンスを磨いていますと、
無駄のない体の動きを促進できます。
いつも使いすぎている部分を使わないようにしなければ!!と思うと、
緊張しやすくなります。
「しなければ」という言葉には、
気軽さがありませんからストレスがたまるのです。
でも次のように考えると、気持ちが明るくなるでしょう。
「まだ使っていない体の部分があって、
そこを使えばもっと楽な生活が手にいれられる。
人間工学のテキストからも、
そういうお墨付きをもらえている。」
もちろん使っていなかった部分を活かすよう
配慮した生活をすることは必要です。
ですがこれはより体の構造にマッチした動きに移行するのですから、
それは生理的に受け付けられます。
受け付けられる気持ちのよいことしか、
人は受け取らないものです。
どこが張っていてつらいかと同様に、
その痛みが抜けてからでもよいですから自分の体に対して気を配って見ましょう。
ちょっと手のひらを筋肉の上に添えて。
軽くゆすぶるようにして、
固まっているか、緩んでいるかチェックしてみましょう。
首、あご、額、後頭部。
腕、胸、腕と胸の付け根。
腹部、腰部。
でん部、脚部、ふくらはぎ。
よかったら日に何度か行う習慣を付けてくださいね。
ぜひ。