優秀な人が新しい任務で成果をあげられないことがあります。
たとえば『わたしはこんな仕事でさまざまな成果をあげてきた』と自信がある。
数々の成果があげられてきてそのうえに立脚した自信。
それを抱えて新しい任務に就いた。
『新しい任務でも成功したやり方を使おう!』
するとどうだろう・・・。
とたんに成果が上がらなくなるときがある。
それは過去の成功体験を新たな任務や課題に取り組むとき無理やり使おうとしたため。
新たな課題に取り組むときには徹底的に与えられた任務の課題について深く考えなければならない。
過去の成功を脇に置いておかなければなりません。
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これは『体の使い方』についても、
まったく同じことが言えるんです!
日常生活での体の使い方。
これにより腰痛を引き起こした。
ですがよーく考えてみると、
私たちにとって【日常生活が送れてきたこと事態が成功体験】なんですよ。
腰痛が起きたかどうかは、
日常生活上の体の使い方と切り離されて感じられます。
だって腰痛を起こすために日常生活での体の動き方を
工夫してなんかいませんからね。
仮に腰痛になる使い方を意図してしてみれば、
誰だってそのような無茶な使い方はやめたくなります。
意識の流れでは腰痛を起こしたいからそのような使い方をしてしまったという、
失敗体験をしているのです。
だからそれを修正して快適な状態になりたいと切望します。
腰痛を起こそうなどとはまったく期待していないが、
日常生活が送れてきたこと事態が成功体験ですので、
なんとなく腰が痛いが日常生活での動き方は失敗しているとは感じられない。
本当にまったくそのような発想自体思い浮かばない。
私も体の使い方を研究する前はそうだったんですよ。
だからすぐ過去の成功体験を脇に置いておくことが必要だと気づきました。
私の歩き方や立ち方はずいぶん昔ひどかった。
過去の成功体験を脇に置くのが容易でした。
不幸中の幸いです。^-^;
常に成功体験を脇に置いて新たな課題と向き合うことが大切。
それが唯一の優秀な成果をあげ続ける方法なのです。
何気なく日常生活で行っている動作を踏襲せずに脇に置いて、
新たな体の使い方を学び取る課題に真剣にみだすとするなら、
思いつかないほどの新たな成果を得ることができるでしょう。