ここ数週間、
驚異的な資料点数とページ数をスキャニングしていました。
百科事典並みの専門書を4〜5冊ほど朝から晩まで。
施術にかかわる資料にとどまらず広い分野の把握できるようになるに従い、
資料点数の増化は容赦なく時間を奪います。
あまりの量に「あ〜ぁ、なにやってんだろう・・・」と。
スキャニングに飽きたのもあるんですけれど、
効率の悪さを感じていらついている。
多くの点数の書籍をチェックして検索可能にする。
ネットで調べられる情報には限界がありますから。
ネット検索しても得られない情報が書籍にはある。
そこで検索能力の優れたパソコンを使えればと。
スキャニングした書類をだらだら読むのはきついが、
検索して得た欲しい情報ならば苦もなく読める。
そんなものです。
広く浅く読み続けてスキャニングする書籍を集め
PDF化して検索で関連を浮かび上がらせていく。
その成果は書籍の点数がそろいだして実感できる。
実感できるのはいいが、
体がなまっていきます。
そんなもので昨日、午後5時頃に池上本門寺まで散歩にでかけました。
行きは第一国道沿いで戸越から馬込を抜けていく。
歩いていくと台地の起伏がよくわかる。
南馬込は三島由紀夫や川端康成始め多くの文士が好んで住んだ土地です。
文人を慕い旧文人宅をめぐるのも楽しい。
ゆっくり散策しつつ歩いてまいりました。
本門寺の大坊はもう5時を過ぎれば寺の門は閉じられています。
もうすぐ大坊の門も閉められるぎりぎりに着きましたため、
さささっとお参りをさせていただき本門寺の大堂へ。
こちらももちろん閉まっておりますのでお賽銭のみ。
帰りですが、
7時までに帰宅せねばならないことになっていて。
池上線という電車を使って帰ると徒歩部分含め最低40分はかかります。
ですがすでに時計を見れば6時15分。
ぎりぎりというかちょっとムリっぽい。
ここは正々堂々、
帰りも徒歩でと開き直り歩き出しました。
どう考えても電車以上に早くは歩けない。
でも地図で民家の私道も通る最短ルートは割り出せている。
ならば早歩きで最短ルートで。
そこに賭けたんです。
がんばって歩いたら午後7時ちょうどに帰宅。
電車で帰っていたら時間が過ぎていたと思う。
「人間ってムリだろうということもやればできるものだ」と実感。
平和なことをして楽しんでいる自分にほっとします。^-^;