私なりの施術追求法


普段、最近は特になのですが筋肉や骨格や関節の状態を把握して
摩擦抵抗をいかに効率よく起こして筋膜をリリースするかという
私らしい課題に取り組んでいます。


私が独自に考えている大概の施術方法は、
すでに半年前や数年前から
脳内にイメージで今おこなっている施術法を観ている。


それができるように計算していけるように、
下地となりそうな資料を広域に求めていく。
知識の仕込みのようなものです。


脳内イメージで観た施術法にいたるまでは
一足飛びにたどりつけるものではない。
ハードルが高いものです。
ロッククライミングみたいに、
手元と足元を確かめつつ進む。
道程は険しく苦しいものです。


そのようなステップを踏んだあとに
気づいたらあのときに観たイメージ通りのことをしている。


そんなとき自分が観ている現実の映像とあのとき観た映像が
デジャヴを観ているように重なってみえる不思議な感じです。



施術を生業とする前からもそのようなビジョンを観ることはありましたが、
一年程度夜に近所の神社で気功の練習のようなものをするようにしてから
そのような感覚はもっと鋭くなってきたように思うことがあります。


疲労が強すぎて体調が厳しかったり、
予約表を更新して予約管理に徹夜したり、
というようなことがなければできるだけ修行の意味も含めてトレーニング。


静かな神社で息を吸い込む。
自分の息と自然の息に意識を集中します。


常夜灯は灯っているが暗かった神社の境内が
しばらくすると目が慣れ明るく輝きだします。


そうするときに、
次にどのようなことに取り組むべきか。
脳裏にイメージがリアルに浮かぶこともあります。


そのようなことで、
今までハードな施術法を追求しようとしたが
次にはソフトな施術方法というものを仕上げとして学び、
施術の雑味を取り除き完成度をあげるイメージが浮かぶ。


ソフトな施術法。


たとえば『オステオパシー誇張法』という施術法。
日頃お世話になっている先生に、
優れた成果が期待できるとお話を聞いています。


他にもいくつか気になる施術法があります。


思い浮かぶイメージは、
断片的で脈絡がなく具体的では読めない。
だから集められる資料は徹底的に集めて
目の前に並べていく。
準備をしていくうちに
思い浮かんだイメージ像にマッチする方向性のものかどうか
ふるいにかけていくのですね。