漢方薬による滋養強壮

先日、誰か、とは伏せておきますが、
至宝三鞭丸(しほうさんべんがん)という滋養強壮の漢方薬にチャレンジしている方がおられます。
ちょっとお高い漢方薬ですが、
知人の漢方薬を売る薬局の方にいいといわれて使用中。


体が最近、つとに良くなってきている上がり調子だということも手伝って、
すごいことになっているとのこと。
なんだかんだで、本当に、体にいいことと聞くと、
自分の体で実践して成果を体験しないと気が済まないという研究熱心な方です。


頭が下がります。


12世紀の初頭、南宋の高宗に医師「華宏」が献上した皇帝専用の要薬だそうで、
「華宏」は、三国時代 (西暦2世紀) 歴史上著名な薬師「華陀」の末裔。


華陀というと、曹操との縁のあった医学の聖人。
五禽戯という、動物の動きを模した気功を創始したことでも有名です。


華陀のゆかりと聞けば、
きっと聞くはずだと思います。


精力旺盛という効能、著しくということですが、
それは成分を見たら納得いたします。
興味がある方は、Googleなどで調べてください。


私もネットでそちらを調べてみると
他にも様々な滋養強壮の力が体調をよくする手伝いになっているということを知りました。


漢方薬をネットで気軽に購入して、試してしまうということは、
漢方薬も時として副作用や、スイッチOTCと言えるようなことにも注意が必要ですから、
漢方薬局で彼がお買い求めしたのは正解だと思います。



余談ですが、
整体では副腎などが直接、精巣や卵巣に影響を与えるとされていますので、
不妊症等の問題がある場合には、男性も女性の場合も、
等しくそちらのコンディションをチェックしていく。
もし問題があるようでしたら、関連する部位を調整。



それに他にも2〜3副腎のようなポイントになる調整すべきところがあり、
それらを丁寧に状態が確かに上向くというところまでにしていくことにて、
不妊症等のお悩みの方の一助となることもあるようです。
私たちは、「副腎が問題があるからいけないんだ」とか、
診断に等しいような言葉を使うことはできません。
実際に副腎がどれほどの様子かは、精密に検査しなければ検証できないので、
そのようなこともせずに、いたずらに不安がらせるようなことはいえません。
なのですが黙っていても、じゃあD4をとか反射的に調べて調整しています。



そのような心強い情報としては、
たとえば『全脊椎の作用と性質』などの書籍を読み、
調べると成果が高い貴重な情報が多く発見出来ます。



だから副腎に問題がありそうな他の症状を持つ方が、
不妊治療をなさっているときに、
副腎の状態を良くするための調整をしていくのだが、
そんなときに漢方での補腎は強力なものになるはず。


そんな発想も、あるのでしょうね。


補腎という、腎経を正すことは、体調管理の要です。


これなくして、健康はありえない!というものです。


ただ、取り立てて問題がない彼が自身で人体実験をして、
より強力にパワーアップしていくというのもすさまじい。


なかなかできないですよね。
誠に実践的で偉いと思う。