人は・・・・・椎間板が圧迫されるような変位が起きているつらい状態に陥っても、どうして、それは勝手に治らないの?

一昨日前の施術にて。

10年ぶりのお客様が足を運んでいただきました!!!
お客様は、当時、東京にお住まいでしたが、現在は関西のほうにお住まい。
東京へ観劇で足を運んだ折にお越しいただきました。

ありがとございます!



お顔の様子等記憶にありましたが、
不思議とアディダスの紺色ジャージ。
「あっ、このウエア、当時も着てた!」と、当時の思いが鮮明によみがえります。



主訴部位のリリースはきっちりとさせていただいて、
他は腰背部のゆがみ部分の量が多かったので、そちらを必死にリリース。

お客様の筋肉の状態は<内剛外柔パターン>のため、外見的には柔らかい。
ただ身体の深部には関節の可動域等を制限する硬化や循環器系の血管の圧迫部位が点々とあります。

6000歩ウォーキングは、日々なさっておられるといいます。
できたらそちらに加えてランブルローラーのようなセルフリリースをすることも、
「ぜひ!トライしてください」とお願いいたしました。
施術後は、かなりの代謝力の向上しており、そのような押せ押せムードのときに、
自分でもしっかりバックアップ的に脊柱起立筋部位のリリースをしていただけると効果的に脊椎のゆがみパターンを改善できますから。



ソファーのような柔らかい椅子やベッドなどに腰かけて長い時間過ごすと、
脊椎を垂直に立ち並べてバランスをとるおもちゃのジェンガのようにはいきません。
どうしてもふかふかして、気づくと骨盤の直上にある下部腰椎に圧縮がかかり、
その部位の椎間関節が詰まり始めます。

すると下部腰椎の椎間孔からでる神経の関係で、
泌尿器や生殖器等の臓器にも自律神経の神経のノイズが発生していつしか障害することがあるようです。




では、うまく脊椎を扱えている状態とは。
座業で、胴体の最下部を座骨とすると。。。
下部の座骨が垂直に立てられて、
その上を順繰りに腰椎→胸椎→胸椎→頭部の順番で<前後に揺れてバランスをとる修正をしながら支え上げる>状態です。

人の脊椎は、椎間関節がゆるく動けるような作りですから、
前後左右斜めのどちらに対してもある程度の動けます。

椎間板の上下の椎骨にあたえる反発力があるのが大切で、
それには椎間板を挟む椎骨同士の間を通る靭帯が適度な緩さが必要となります。
それが柔らかすぎで沈みがちなソファー等で長時間過ごすと、
背骨全体を呼吸のリズムで前後に動く動きにあわせて椎間板の反発力で揺るがせながらいることができず、
一番負担がかかる部位の椎間関節が詰まり出して椎間板を圧迫し始めるという現象がおきていくでしょう。

それは取りがちな姿勢に順応する形で脊椎が筋レベルから靭帯の骨化といえるレベルにまで固定されだし、
徐々に姿勢の形態が自分の理想から離れていくことになります。



このお客様、さすが、そのような方向へ進むのはいかがなものかといった視点でよく感じ取られています。

「やっぱり、体が悪くなって、それが過ぎると、えらいお金がかかるから、そうしたくないと思うよ」

と改善できるための方法を、鋭意模索しているといいます。

経済格差的に安定した上位にいる方々でも、
ひとたび体調を崩して重篤な患いごとをえれば
経済格差上の安定など吹き飛んでしまいます。

それゆえに健康は経済と密接につながっている。

そうお考えなのですね。



いつかまた東京へと足をお運びいただけるときに、
機会があいましたら、ぜひ施術を受けにきていただけるとうれしいです。



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■ 人は・・・・・椎間板が圧迫されるような変位が起きているつらい状態に陥っても、どうして、それは勝手に治らないの?

そこに「」の特性が絡んできます。
脳は、いつも賢明な判断と決断の元で自己を活かしてくれるかというと、、、そうじゃないんです。
基本、脳は繰り返されたことは<自動化>という、思考を省いたオートメーションで勝手に作動する行動をとりたがる習性があります。
それは「行動や行為」についても当てはまります。
脳は、いったん自動化をしたらあとはそのように機械的にカラダを操作させて、試行錯誤を挟まなくなります。
つまり便利さを優先させるツケが、「思考停止状態に陥ってしまう」ことなのです。

そういう状態は<脳がなまけものになってさび付いてる>といった地に落ちた状態になし崩し的になり下がったとみています。

そうなりやすいという特性を見抜けない者には、まさにいいように思考も判断もできない知性を失わせたもののようなふるまいをさせる。
ある意味、自動化した行動ができるというのなら脳のエネルギー消費量を低減させ、省エネがかなったスグレモノに見えるかもしれない。
サービス精神が旺盛なように見えるだろうが、いったん毒水を飲むような行為を承認して自動化すれば、それを盲目的に飲み続け、
やがては身を亡ぼす結果をもたらす魔性の怖さを秘めているのだと気づかなければなりません。

この状態は「脳」に私たちの主体が隷属化されたようなもので、しあわせは訪れないでしょう。

脳に対し「そうしたがるということをわかっているからな!そうさせるものか!俺が脳を使う主人だ」と、
脳の仕組みを理解したうえで宣言できたときに、むやみやたらに不完全な自動化された機械となって、
効率悪く働くしかなく、同時に不具合化した体の操作のあつれきによって身を削られ壊れていく隷属扱いから離れることができる。
そこに気づくためには、すでにずっぷりとそこにはまり込んでいる度合いに比例して抜け出す苦労は必至となります。
ですがやがて、自分が脳の機能をフルに発揮させる主人となる道へとたどりつけたとき、
おのずと内からの莫大なしあわせの感情と興奮がおとずれるはずです。

これは<こころ>の影響と勘違いされそうなときがありますが<脳>の目覚めていないときの特徴です。

脳は、自動化した行動をとるのと同じように感情もあやつります。
特に不安のようなネガティブなものであればトラウマも生みだすし、
脳にあやつられていて<しあわせになれないようなパターン>をもてば、、、。
やっかいな不平不満の気になる。
脳の法則は、牽引の引き寄せ力が強く、自動化した感情をわき起こらせる問題を悟って、
そこの問題を少しずつ削って小さく消える過程で新たな学びができるようになり道がひらけてくるでしょう。

脳が活かされるよう才能が開花すれば、うまくいくことが増えていくようです。




それは身体操作でも、感情操作でも、脳のなまけぐせに絡んだところがあると見抜けて、主人公になっているかどうか。

大事だよね~。