前ブログでは、正気と邪気のバランスが乱れて邪気が正気に対し旺盛となり虚証か実証が判定されます。
正邪のバランスの崩れで邪気が病をもたらすという、病機のなかの一種類となります。
ではそれを含め病気を引き起こす病機の全体を眺めてみましょう。
などがあります。
以下に図解を表示させていただきます。

(病気を引き起こす5種類:解説図)
それぞれを略説すれば、
まとめとして、
これらは以前にブログで弁証論治の弁証法について書かせていただいたことがありますが、こうした病を引き起こす5つの病機を知ることが、診断と治療方針の決定につながります。
診断でつかわれる弁証法には、八綱弁証(陰陽・表裏・虚実・寒熱)・気血津液弁証・経絡弁証・臓腑弁証などがありましたね。
正邪のバランスの崩れで邪気が病をもたらすという、病機のなかの一種類となります。
ではそれを含め病気を引き起こす病機の全体を眺めてみましょう。
- 邪正の盛衰
- 陰陽の失調
- 気血津液の失調
- 経絡の病機
- 臓腑の病機
などがあります。
以下に図解を表示させていただきます。
(病気を引き起こす5種類:解説図)
それぞれを略説すれば、
◎ 最上層が【邪正の盛衰】として全体像を眺める大枠です。
正気(免疫・抵抗力)と邪気(病気の原因・ストレス)との戦いです
◎ 第二層が【陰陽バランスが失調】です。陰陽失調では、臓腑・経絡・気血津液・営気衛気などの相互関係、表裏出入、上下昇降などの機能が失われます。
(陰は物質・滋養・冷却を示し、陽はエネルギー・温煦作用で温めるものです。陰または陽、または陰陽同時に失調するときもあります。)
◎ 第三層は【気血津液の失調】と【経絡の病機】があります。
○ 気血津液の失調は、(気:推動・温煦作用の異常)、(血:血虚や瘀血)、(津液:陰虚や痰湿)などをもたらします。全身を循環して臓腑・経絡・組織を栄養する気血の機能を始め、様々な生理機能に影響を与えます。
○ 経絡の病機は、上述の気血を運ぶ通り道をつまらせることになり、関係書記官の機能を衰退(亢進)させ、運行機能が失調すると関係諸器官の生理活動に影響します。また経絡は気血の循環が滞れば外邪が体内へと侵入する際の経路であり、内邪の波及する通り道にもなります。
そして気血津液の失調と経絡の病機は、相互に影響し合います。
◎ 最下層が【臓腑の病機】となります。第一層~第三層による失調が病理変化として最終的に臓腑に集約・発現いたします。臓腑病機では臓腑の機能失調と、臓腑の陰陽気血の失調がおきます。各臓腑の機能や、各臓腑間の相互関係にも支障が生じます。
まとめとして、
これらは以前にブログで弁証論治の弁証法について書かせていただいたことがありますが、こうした病を引き起こす5つの病機を知ることが、診断と治療方針の決定につながります。
診断でつかわれる弁証法には、八綱弁証(陰陽・表裏・虚実・寒熱)・気血津液弁証・経絡弁証・臓腑弁証などがありましたね。