『こういう〜ができるように<<なりたい>>からやる』という言葉に違和感を感じてしまいます。
『えっ?』
と言われそうですよね。
『私は〜になりたいな』というときに、
『私は〜にはなっていないんだよなぁ』と認めているのです。
自分でも気づかないうちにそう考えてしまっていることってあるのです?
「自分は今はまだそうじゃないんだよな」っていうのは雑念。
この雑念を持つとプロフェッショナルな考え方が持てません。
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私がワークテクニックを本格的に伝えるとき。
その人の取り組むときの心構えが大切だと考えています。
考え方で成果に大きな違いが生まれるからです。
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例えばワーカーの技術を学びたいな〜と考えても、
「今はワーカーじゃないんだから・・・しょせんここまで」
という気分が抜けない。
それでは気が抜けた反応しか起こらないのです。
『なりたいな』レベルで取り組むと、
なれる気持ちとなれない気持ちが、
行ったり来たりして揺らぎます。
たいていマイナス力が勝ちます。
集中力がなくてできる代物ではない。
そういうものに取り組んでるのです。
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そういうときには考え方を変えればいい。
『私はもうワーカーです』って。
腹をくくることです。
そう確信を込めて取り組むこと。
責任とプライドあるワーカーだったら、
わからない問題が出てきたら必死に調べますよね。
それが自分のワーカーとしての価値や看板を高めることになります。
そのような姿勢があればぜひワークの技術を身につけて、
家庭で役立てて欲しいのです。
ワークのお仕事は教科書にない創意工夫が要求されるものです。
人の体は1,000人いれば1,000通りですから。
いちいち教科書に書き切れない。
臨機応変に対応する能力が必要。
臨機応変さがワーク効果を向上させます。
ワークの『危険性』を減少させます。
そしてここまでやってみると解りますが、
自分がやったことに責任を取ろうとする。
そこからも思慮深さが養われていきます。
その姿勢で計画を立て一歩ずつ行動する。
そこまですれば最後は神に任せる。
結果より過程が大切なんだ、
という言葉がしみてきます。
修行過程が人を育てます。
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つまり、
いかに自分を責任と積極性ある『プロになりきる』か。
10歩譲って『そうなった振りをする』か。
それが短期間で密度の高いスキル習得に効いてきます。
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体の症状が深刻な方のとき、
同様に考えた方がよい結果がでることも多いようです。
『〜になりたい』『〜になれればいいな』
といっているより、
『理想状態になるのはあたりまえだ』
と考える。
強気です。
理詰めの考えなど必要ありません。
例えば
『私はあと3年後にはこう改善している』と確信する。
確信を持ってから理詰めに考えていけばいいのです。
その確信があってこそ攻めの取り組み姿勢が採れる。
自分に本当に必要なものを選択する目ができる。
実は...
世の中で未来に起こる確信できることは何一つありません。
もともとそんなものはありえないんです。
どんな天変地異が起きるかもしれません。
明日がくることさえ誰も解らないのです。
未来はまだ起こっていないものなんです。
ならば未来をあなたがどう考えてもいい。
今のあなたがどんな確信を持ってもいい。
この場合の確信はそんな性質のものです。
どんなことだってゼロではありませんから
確信していいんです。
ならば自分の都合のいい『確信』で十分です。
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『確信』力は生理的にどんな作用を起こすでしょうか?
脳は『確信』したビジョンによく反応します。
確信したら集中力が格段にパワーアップする。
一点に集中すれば水でもダイヤが切れます。
人の集中力も同じです。
確信が行動の集中力に関係するのです。
積極的に体が動くようにできています。
『なって当然』と宣言したとき、
リアルなビジョンが描かれるのです。
そのビジョンの質に比例して『本質』が見えてきます。
ゴールの価値が解りだします。
だからますます集中出来る。
すばらしい成長サイクルです!
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『自分は数年後に偉大な仕事をなし遂げる。
今はそのためにこれをするの!』
焦らず欲張らず確実に今の作業に集中。
ステップを順次こなせばゴールをゲット出来るプラン。
そこにすべての勝機が見いだせると思います。
(プランニングにはメンターなどの助言があれば理想的)
本質的な改善は一気に変わるところもあれば、
じわじわと自力がついて変わるものもある。
じわじわくる改善作用の方が、
自分の人間性を高めてくれる。
日常生活や心の成長に根ざしたもののようです。
そんなとき
自分に必要なものを『引きつける力』が発揮できる。
これがあって始めて偉大な仕事をなし遂げられます。
世の中の成功した人たちを観察していると、
そういう力をフル活用したようです。
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『なんとなくなれればいいな』という姿勢ではどうでしょう?
あやふやなビジョンしか描けないため、
何を引きつけていいかわからないのです。
すると無思慮に勘違いしたものを引きつける。
あやふやに描いた地図はゴールが順次変わる。
それでは成果が感じられず夢がしぼんでいく。
ゴールに至るまで多くの時間がかかります。
いつまでたってもゴールに着かない。
つらい状況です。
ここから抜け出すために。
『良くなるのは決まってる』という確信のもとプロの姿勢に徹する。
主観が優先すれば<<無理な理由>>を見つけだし『確信効果』はなくなります。
『あきらめ』が先にきてしまう。
そこの勝負は絶対に勝たなければなりません。
すべての情報を俯瞰でみる。咀嚼する。
そして成功する理由だけを採用すればいい。
それで気持ちが萎えずに前進し続けられる。
全体像を把握していて視野が広ければ、
八方塞がりでも別ルートが見つけられます。
そのときに針の穴から抜け出る技ができちゃうのです。
プロは無理な理由を見つけているだけではご飯が食べられません。
どうやればいいか工夫して成果をだす。
そして駄賃をもら。
いつも駄賃がもらえるように頑張る。
自分や家族が幸せに生きるため必死です。
その意気込みを真似れば成果が生み出せる近道なのです。