経筋図をみて経絡が掴め出す

経筋療法に経筋図という経絡と筋肉の関係がよく分かる図がある。


この図を探し出せたことで、
私は経絡のイメージが掴めました。


経絡は経絡図では『線』として表現されています。
大変シンプルなものです。
ですがそのシンプルさが、
どうも私には腑に落ちません。
なんでこんなに幾何学的ともいえるような、
シンプルなラインなんだろう。
このシンプルなラインというものが、
経絡というものなのだろうか。


神経ならば脳から脊髄神経というものが通り、
電流を流すような仕組み。
神経はしっかりと存在している。
だから判別は疑いようもない。


だが経絡図では経絡はただの線。
そこには電流を流す神経のような存在がない。


そのことにつまずき迷いつづけました。
迷っているうちはうかつに使うことはできません。
わかっていなければ不測な事態が起きて対応できない。
そこがネックでAKの経絡を突っ込んで捉えることができませんでした。


そのときに書籍『経筋療法』内に書かれている経筋図を発見。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883520773/ref=ase_bodywise-22/249-8124333-5241144


経筋療法の内容
http://www.mmjp.or.jp/soufushiya/shin030215.html



そこには帯状に経絡を這う筋肉の連なりが見つけられました。
このときに筋肉と経絡の関連が、
私の脳の中で結びつきました。


その瞬間は『やった〜!!やったぞ!』という踊りだしたい感覚。
これでようやく経絡やツボの概念がかいま見れた。


実態を皮膚感覚でわかりはじめれば利用しやすい。
手で触るようなという感触を伴ったアプローチができます。


これは8カ月くらい前のお話です。


本当に良書との出会いにより、
育てていただいてるなと感謝。


すると経絡というものも第二の神経のように感じられました。
神経以上に繊細な全身のネットワークシステム。
最終的には脳へ伝わるものです。
経絡と神経の違いを考えてみて、
その利用方法を模索しています。