免疫系についてどういった対処法があるのだろうか


最近、免疫系の問題について本を読んだり、思索してみたり。

しくみについては、わかりやすい一般書が多く出版されているので、
そちらを読んでみると概要がつかめます。
たとえば下記のようなところはイラスト解説も多くて、
複雑になりがちな免疫系のことについても概要をつかめるのでは。
やさしく学ぶ免疫システム インフルエンザ、アレルギー、エイズと闘うメカニズム (サイエンス・アイ新書)
やさしく学ぶ免疫システム インフルエンザ、アレルギー、エイズと闘うメカニズム (サイエンス・アイ新書)


ではどうやって免疫力を向上させる施術技術へ、
手法の落としこみをしていくか?


一般的には代謝力と免疫力の関係は深いものですから、
内臓も含めた深層筋まで緩められるようにしていくと
体の深部の動脈管を圧迫して血行を悪くさせられる状態から離れられる。
そうなるような施術をしてみてもいでしょう。
リンパや脳脊髄液などについての循環も確保していくことが大切ですね。


または脊椎のアプローチで胸腺などに関係するものから、
他、広く末梢神経といった神経系の問題もチェックしていくことにより
目的部分のセンサーが目が届かないようになっているところがあっても
そこでは免疫系の活躍が低下してしまうこととなります。
ただ自分の体での末梢神経のコンディションを自覚できることは少なく、
チェックされてびっくりということもあるようです。
末梢神経マニュピレーションといったアプローチをしてみるのもいいのでしょう。


そして頭蓋骨や仙骨の動き、律動が正確で脳波が安定していること。
もし頭蓋骨の縫合部分が癒合して動けなかったりすれば
呼吸に際しての側頭骨の動きが抑制されたり、
脳脊髄液の問題による脊髄神経にも影響が出ますので。
そうなると脳波の様子が安定しづらくなることがある。


また
高度にシステム化されたT細胞のような免疫細胞は
胸腺の中で教育を受けて活躍するようなものでして。
胸腺が小さく萎縮されるようでは、その教育も十分にはできなさそうです。
十分に胸腺にかかるストレスを解消させる必要がありますよね。
胸腺に至る前の神経根の圧迫などを回避させるように脊椎を整えたり、
胸骨角下の胸腺がある位置部分の物理的な圧迫を解いたりしていきます。
また対人関係や過労や様々な社会的なストレスを与えられ緊張を強いられても胸腺は萎縮するそうです。



ただ、これらだけでは十分な成果が出ないこともあるのも確かです。



たとえば、他にはどのようなものがあるだろうかと、考えたりする。

なんらかのアレルギー症状の一環として免疫力が低下することもある。
そんなときは経絡的な改善アプローチなどが役立つだろう。

食事の問題。
食事の栄養素的な充足率もあるでしょうが、
意外なところですが食品は直接自分の体に取り入れるもので、
アレルギー症状が起こりやすいものなのだそうです。

このアレルギーについては、
『病気よ、さようなら』というアレルギー遮断療法の本に詳細に語られています。
アプライドキネシオロジーをベースにしている療法なので、
そちらに精通している先生ならば、興味深いせいかをあげられるかもしれません。


またこの際に、アレルギー症状が起きるときに、
特定の経絡の電位が下がるような現象が起きて
自律神経系に弱いところを表してしまわれるという。

ならば日頃から、問題がありそうな経絡を特定できれば、
それらの経絡の流れをよりスムースにするような経絡体操や経絡マッサージなり、
自分で手軽にできるようなこともあるでしょう。

たとえばある種のアレルギー症状が起きるような対人関係ストレスを受けたとき、
膀胱経という経絡のエネルギーの流れが遮断されたとしましょう。
そのときは背中の起立筋が膀胱経の経絡筋ですからこちらの手詰まるような柔軟性を失っている状態なら、
この部分を十分に緩めるようなストレッチなりを行います。
余裕が出てきたら起立筋の筋パワーを向上させるような簡易トレーニングを取り入れていく。
たとえばヨガの猫のポーズなどを目的の筋肉を意識しつつしてみるのもいいでしょう。

そうすると以前ならその対人ストレスで膀胱経が遮断されたのが、
膀胱経の経絡を通る信号のケーブルがぶっとくなるようにしあげ
ちょっとやそっとでは信号が遮断されなくなります。

また経絡のなかを通る信号は電圧が弱く繊細です。
ガシガシと強く圧をかけるとかえって遮断されて
微妙なようになることもあります。
そのようなときには副交感神経を優位にさせる程度のソフトな圧をかけていくことや、
経絡の電圧が切れた部分をまたいでつなげるような2点間をタッチするようなことに。
などいろいろと工夫をしてみると効果的でしょう。



または知られないところですが、
ジオパシックストレスというものに作用されて免疫力が低下するときもあります。
日本は地下水脈や地盤の割れ目など複雑に構成されている土地だそうで、
地響きのような深い低振動のような周波数が地中から垂直に上方へ流れ、
そちらに影響を受けてしまわれる人もいるといいますし。
ジオパシックストレスが発生するところが直下であって、
そこの真上に寝ていたり、長時間仕事をしているときに、
大きな影響が現れることがあるといわれています。

私はジオパシックストレスについて対策をとったときに、
あきらかに体力が持ちが良くなったという変化を実感しました。
自宅の直下にはジオパシックストレスの発生源があったのね。
気づいてなかった。

それに驚いて、波動療法はあまりきかないのでは、
と冷めた目でみつついろいろ取り組んでいたのが、
このところについては実効的な成果を個人的に感じられた。
他の人が同様に実効を感じられるかどうかは定かではない。



「こころと免疫力」の関係について、深いものありとされています。
メンタル面の対処もありでしょう。
そんな場合、どのような実効を感じられる症例があるのだろう?
見てみたい気になりますね。