さきほど日本シリーズの『巨人VS西武』は、
西武の岸投手の活躍が目を惹きましたよね。
西武ファンではないが、かっこよかった。^0^!
話が変わります。
野球界でのかっこいい助言のお話です。
『俺は400勝しているが、300敗しているんだぞ。』
という言葉。
14年連続して20勝以上を記録した、
日本人投手としてただ一人400勝をあげた野球の金田正一投手が、
2001年に4勝しかあげられず引退を考えていた
巨人軍の桑田真澄投手に送った言葉です。
翌年の桑田投手は12勝6敗の二桁勝利を収め、
巨人軍の日本一に貢献したそうです。
金田正一という大投手が発した意外に思える言葉。
勝ち星ばかりが先行して賞賛の目が向くのだが、
勝ち星を得るためにどれほど苦杯を飲んだか。
想像を超えるものがあります。
勝てばもてはやされるでしょう。
負ければ手厳しいファンや記者になんといわれるか。
300回分はつらい目にあってきたわけですから。
そうして長年現役を続けてきた男が、
桑田投手に力が残っていると観て送った助言なのでしょう。
この言葉を送ることができる人間は日本に一人しかいない。
なおさら胸にずしんときますね。
人を励ます印象に残る言葉です。
そんなようなことがいえるほど、
自分の力をさらけ出し勝負し続ければ、
いつかは自分の言葉に重みが加わるものなのでしょう。