みぞおち(太陽神経叢)を緩めるにおいての工夫

『自作てい鍼』の解説。


ちょっと寄り道をしますが、聞いていください。


私はUSBケーブルの延長コードを買ってきたんです。
100円ショップの安いやつでコードが細いものです。


プリンターとパソコンを接続して情報をやり取りする。
その用途ではまったく問題なく使えました。


ですがアンドロイドタブレットと外付けのハードディスクで、
OGTケーブルを通して給電させるような状態でこのUSB延長コードを挟むと、
ハードディスクは給電量が不足してちっとも動かない。


そこでUSBケーブルを取り替えて使用しているコード内の電線の断面が太いものに変更すると、
どうにかハードディスクは動き出しました。 ^-^



電線の中を電流が流れるとき。


その電線が細すぎるときには、
多くの電流が流れられません。
つまり電線の太さが電流の流れる量に関わってくるという物理で学んだ知識が必要ですよね。


そこをまず覚えておいてください。




人体は生体磁石なんですね。


体内の血液の中もイオンが存在して地場が生じているのです。
心臓も電気信号で動くというのはわかりますよね。


それは「MRI検査」という強い時期を体にかけて起こる磁気共鳴をつかって、
患部を立体画像としてとらえる検査。


これができるのも生体が磁石に反応するということなんです。




一般的にはてい鍼とは、
比較的、先が細くなっておりツボを的確にピンポイントに氣を送る刺激を与えられるものだ。
森本てい鍼というてい鍼があります。
こちらは極細でピンポイントに深く刺さる気の通りの鋭さが治療に活かせるすばらしいてい鍼。
ただ、実はこちらの森本てい鍼が買えるサイトは、
鍼灸師でなければ取引をしないということで、
私には手に入らないというシロモノですから。


森本てい鍼は極細なてい鍼であるがゆえに、
金製であったとしても私にも買える!という唯一貴重なものでもありまして。


それで私は残念ながら持っていません。


ツボへの刺激がピンポイントで限定的であったほうが、
脳へのメリハリが付いた刺激が伝わっていくでしょう。
私自身、プロで気を的確にピンポイントに与えて治療をするというならば、
このような鋭い気をピンポイントに流れるてい鍼での修行が必要だと思う。


それだけツボを的確に取る取穴の力が試されるものですが、
現状の私では、徐々に現在そこを磨いている過程です。
すぐにはそこまではできないでいます。


それに対して、
太いてい鍼のほうが患部のツボの接点が広くなり、
ツボが極端にピンポイントに絞り込めない。
その分、初心者向きといえるのではないか。



そちらであれば私にでも、
そこそこまでは使えるんじゃないだろうか?
または一般の方でも同様にそうなるのでは?


そのような可能性が広がるものか実験して、
様子を見てみようと考えて、
てい鍼の定石で考えれば太すぎの真鍮製の自作てい鍼を作って成果を確かめていました。




するとやっぱり私自身が作ってみた自作てい鍼は、
初心者向けとしての期待に答えてくれていました。


それもやっぱり人体の生体磁石との影響の仕方が、
想定していたとおりに作用しているようで驚いた。 ^-^





そこで、つい先日の施術でのこと。


人間が生体磁石を叶えるための要所となる「太陽神経叢」。
神経叢は、神経が多量に交錯したかのように集まる部位。


太陽神経叢は、みぞおちの奥にある腹式呼吸に関わります。


腹式呼吸がスムースにできているかどうかですが。
それは横隔膜の上下動の内臓のマッサージ効果も。
横隔膜を上げ下げすることで胃や膵臓脾臓、腎臓、
肝臓などのマッサージをしてくれていますよね。


それに新鮮な空気を取り入れたり、
酸化した吐く息を排泄できる呼吸でもある。


内臓部分に免疫系のリンパの集まる量は、
他の体のパーツの中ではダントツだ。
みぞおち部分の動きがより活発になってくれることは、
免疫力を高めてくれるきっかけを作りうれしいことだ。



呼吸が磁力を体に貯めるのには大事な役割を果たすので、
自律神経系でちょっとパッとしきらない不調感を感じる。


それにこれは余談だが。。。
太陽神経叢にも、
よけいな硬さがあれば自律神経系での磁気的な緊張が加わって、
私の友人にはこちらの硬さがひどくなると
周囲の家電製品がいきなりリモコンも使わずに付いたり、
洗濯機や電子レンジが壊れ出してしまうという変わり種もいる。
この場合、うまく太陽神経叢周囲を整えて腹式呼吸が再開できれば、
それが収まるのだが。。。
深いことは私には分からないが、なんらかの磁力というより静電気の場等が体内で生じ、
それが体の外へと漏れでて家電製品が影響を受けたのだろうか。



みぞおちの柔軟性を失えば太陽神経叢に悪影響があるようです。


それにみぞおちや、その奥の太陽神経叢部分などは活殺点です。
つまりみぞおちを打たれれば急所もいいところですから、
悶絶したり気絶したり絶命したり。
または剣状突起や肋軟骨が骨折してしまうこともあるし。


リリースも誇張法のようなやり方で解ければいいのだが、
それだけでは難しいものもあるのです。


特に下準備を念入りにして置かなければならない方もいます。
事前に正中線部分が全体的に緩みがなければならなくて、
特に胸骨上の靭帯の骨化や胸骨や肋軟骨の変位があれば、
そこを正常な状態に改善しておかなければみぞおちだけを揺さぶりをかけて緩めたとしてもダメだ。
この手は、無理やりみぞおちだけを緩めようとしてもそのアプローチをされても、
リリース時の痛さや苦しさが繰り返されるだけで恒常的な改善にまではつながらない。


ただこの胸骨上の骨化した靭帯のリリースは痛みが強く、
リリースも立体的にそれを捉える力が必要となりますし、
何度も、そして何度も繰り返して緩める必要がある。


それは一度や二度でここを緩めようと無理な圧をかければ、
肋軟骨を骨折させたり心臓や肺や肋間の神経にダメージを与えて深刻なことになります。



それがたまたまなのかもしれないが、


私が今までもこの部位を効果的なやり方といわれるリリース法で繰り返し解いてきました。
だからすでに相当なリリースが進んだお客様だったからだという下地作りができていたからか。。。


この部位へのリリースをするときに自作てい鍼をマッサージスティックのように使用し
お客様には「ひやぁーーーっ」という痛みだったと思いますが、
マッサージ棒でみぞおち部分を緩めるような圧をかけたときとは比べられないような成果があった。


太陽神経叢という磁気的な機能を集められた部分だからこそ、
この線の幅が太めのてい鍼の力が発揮しやすいものとなった。
まだ自身へのアプローチや少数のお客様へのリリースですが、
共通する成果がでてきているようで興味深いところです。




今は、このような成果が大事に、
お客様の体のなかでキープしていただければと、
切に願っているところです。





この太陽神経叢あたりに第三のチャクラがあったのだと思う。


自身の内側の世界と繋がっているかも、ここの様子で診ていく。