頚部の舌の筋が悪化し始めたときは、本人はたいがい無自覚だが、安定した生活上に影を確実に落としています。だからこそ骨組みを整えて首の負担を軽減するよう腕の操作にも気を付けていきませんか。

中医学を知る者や中国武術を実践する者に以下の問いを送るとするならば。

筋肉の末端は、どこ?と質問すれば、「舌」が正解となります。

頭部に収まる筋肉群では、
おもに2つの力を持つ筋が存在しています。

ひとつは、
顎の筋肉
咀嚼筋群です

顎関節機能が、不全状態におちいれば、口を開け閉めしづらい、その際に痛みをともなう、咀嚼が困難なほど力がでなくなる。。
などの目立つ不具合を自覚するものもでてきます。



もうひとつが、
舌の筋肉」です。


舌の頭部内でのサイズ感.png



下顎内部と喉にかけて、複数に分かれた舌を機能させるための筋群がそこに位置しております。
イメージしやすくたとえれば、牛タンなどは巨大なものという印象を持てるでしょうか。
実際は牛タンの舌の部分は舌の本体部分で、舌の一部でしかない。
実際は喉の奥に舌骨を通じて舌を操作する筋群こそが舌の操縦者といえるものです。

上述した顎関節は不具合があれば痛みが出たり食いしばりが出るなど自覚症状がでますが、
舌の筋肉群では、そのような異常が起きているにもかかわらず、
不具合が発生していることに無自覚の方が9割を超える印象があります。





顎関節に関する咀嚼筋も、対処するのは非常に難しい部分があります。
実は自身がもし顎関節の問題を持ったならば、口腔内に手指を入れて、
内部からの調整ができるため対処がしやすいのです。
ですが他者に対してそのようなことができるのは医師のみです。
それは日本の法律で定められています。

すると咀嚼筋を外部からのみ、手技が可能で、
深いリリースができないという難点があるのです。
ただもし自己責任において、自分で咀嚼筋を口腔内の凝りや癒着を解放したいというときは、
なじみのオステオパシー系の施術家がおられれば資料や助言がいただける可能性もあります。

ただし正当な技術の指導料として当然の請求がそこに発生するため、
高額な請求がなされるのは通常あるべきことです。
仕事として知識をあたえることではそれは当然ですから、事前にそこは確認したほうがいいでしょう。

ただ顎関節に関する文献は、施術の専門書に顎関節に関する本が出るほど主要テーマとされているが、
対して喉の奥に位置すそして舌の筋肉の凝りや癒着に関してはノーマークといってよいのです。


中医学では筋肉の末端は舌だといい、
その末端という重要な締めくくり部分は全体の筋肉に多大な影響を与えているということを示唆している。

中医学舌診という舌の色や形状や苔のつき方などにより消化器等の精度の高い情報がそこに現れていることからもわかるように、
その舌のさらに根元の奥にある舌骨より下に位置する舌の筋の状態事態にも、身体状態を如実に良し悪し等をみられる判断材料にもされ、
同時に喉の奥の舌が硬さが著しい場合には、それ自体が非常に深刻な問題となっていることでもある。
そこについては、あまりにも語られることがなさすぎる。





私が頚部をリリースし始めたのはベン石の器具を使える手を身につけられたここ数か月のことです。
頚部を解くとは、胸鎖乳突筋や斜角筋などの首の外部にある頭部を動かす骨格筋のリリースが目的の意図とされているのですが、
その部位を触れるにつれて、それらの筋肉のさらに奥まった部位にある舌を操作する頚部内の舌骨下の筋群の状態に同時に触れて理解を深めることとなりました。


これらの喉の部位への手技アプローチは、知識だけでは歯が立たないのです。
私も数十年かけて対応するやり方を考えぬいて対応道具を厳選し、
それを使いこなせるようなテクニックに出会い、
その後に血のにじむ訓練を自分に課して手に入れた技術です。

ここは非常に怖い事故が起きやすい部分だと、施術の教科書のなかにはドクロマークがつけられ、
触れないようにしなさいと説くモノさえ見たことがあります。

それで一般の方々が安易に深い知識ややり方を知らずに自他の喉部分を圧をかけて探るのは、
メリットよりデメリットが勝る結果しか得られないでしょう。



そして顎関節関係の咀嚼筋以上に、喉の奥にある舌関連筋群を、一般の方が触ることもあまりない。
そういったこともあって、一般の方、そして施術をなさる方々にも、見過ごされがちな部分が舌部といえるでしょう。


たとえば顎二腹筋をチェックすることは、施術のテキストにあります。
ですが頚部奥にある舌筋群のリリース法や整体手技について解説してある本はほぼ見かけること自体ありません。
少なくとも施術関係の専門書は書店で手に取れるものは、ほぼ100%、私はチェックしてますから。
そこからも舌の存在は認識が十分に行き届きづらい部位だといえるでしょう。



多くの者が舌の筋肉の自身の状態に気づいていない。




そうなる理由の一つに、問題の発生によるプロセスがあります。
舌の筋肉の硬化や癒着は他の骨格筋とは違って、
運動会後に筋肉痛で左側の腰が痛くてたまんないといった急性の問題が立ち上がるものではなく、
それは年単位で徐々に凝りを積み重ねて奥へ沈んでいくというものです。
たとえば首の筋肉を酷使したというときは、頚部の舌の筋より皮膚に近い斜角筋や胸鎖乳突筋、そして首裏の筋群に凝りがまずできて、
それらの骨格を動かす筋群が凝りが経年劣化しだしたころに舌の筋に対して圧迫して動きを制限させる等の悪影響が沈み込んでやってくる。
そのような流れのため、急激に締め付けられるような変化には気づくことができる人間も、
徐々に徐々に絞められていく場合はゆでガエルと同様な、気づかないうちに状態が悪化し、
その悪化が限界を超えた次の瞬間、突然にに症状が出てしまう。


ただそれも舌の首の奥の筋肉部位に異常からでた苦しみがうまれていると気づかずに右往左往することがあります。


顎関節の不快感を根強く感じるもののなかには、
舌の首の奥の筋肉部位に異常があるものもみうけられます。


昨日、施術でいくつかのこの部位を解く条件を満たしたため、
この部位は幾度も接触していいわけではなく最初で最後のアプローチをしました。



お客様本人は、やはり舌に問題があるといった認識は一切なかったのです。
案の定、骨より硬さが強い状態になった頚部奥の舌の筋が片側に広く張り付いていました。


この舌下の舌の筋の硬化は、一度できたら通常は一生ついて回り、不具合は消えかねます。
悪姿勢により作り出されたものだから、そこが変わらずに、さらに姿勢はねじれを増せば、
消えるようなことはまずありませんから。。。
そして人体の構造、ストラクチャーが自身の運動上の注意で書き換えられるのも、
運動器系の神経に繰り返された刺激パターンは強力な悪癖を持ってその後を支配しますから。
特別な運動やボディワーク等を、命がけで実践したものでなければ書き換えられないでしょう。
適当な実践では、脳は場当たり的に作り出したかつての動きの悪癖を引きずって、
新たな動きの発想や気づきを産み続けなければ対処できない時期を黒く塗りつぶして成果をだせないようにするものです。
それどころか、年齢が進むにつれて、椎骨の骨密度が女性の場合は特に減少率が高まるため厳しい状態に陥りやすいです。
それは男性でも同様なことがいえていて、女性よりはまだ男性の方がましだという程度のことですが。。。

そうして柔軟性が根底から失われていった状態に陥ってから、
首の中の舌関係の骨化した筋を動かそうとするならば、
頚椎捻挫や寝違えと感じるような症状に苦しむことへ。

そして舌根の左側が硬くなる度合いが厳しさを増すならば、
そのものの体は全体を通して左側に軸が移行しっぱなしに。
そういった現象も、筋の末端が舌であり、二足歩行により筋の突端が舌ともなることからも起こる。
意外に思われるかもしれないが、これは私自身が積極的に頚部に触れてリリースをするうちに気づいた点です。
そしてこの舌の部位の硬度を修正できなければ、全身の軸ずれ緊張は、施術後にお客様が立って歩いたわずかな後に、
最速で施術前同様な部位を固めてきます。

そのことに気づいて、そういった部分の修正を斜角筋や胸鎖乳突筋と一部、舌筋の関連の表層を緩めることでかなえてきました。
するとリピートして通っていただけたお客様の身体上の左右や前後のバランスが、数か月しても良好さを維持して定着がはかられていった。
そこの観察をさせていただいたことにより、頚部の舌の筋の影響が全身の骨格筋へと大胆な影響を与える権化のようなものだと気づかされた。
そこは想定内のことだったので、何ら不思議も感じないが、
頚部の舌の筋の硬さ自体に気づいておらないという方が9割9分無自覚だったといえよう。
そこからの影響でのうちに全身をダメにもしている怖さを改めて感じさせられた。


成人したものが姿勢や所作振る舞いが書き換えられるのは稀です。
ほぼほぼ良い指導者を得て何割かがリセットできるというもので、
独学では迷走中の壁に負けてあきらめることがほとんどだと思います。
それでは姿勢からきた舌根の異常を自動的に緩ませられることが期待できず、
いったん出来たら気管や頸動脈の圧迫等の影響による生命力の減速がかさみつづけるでしょう。

そういった事態が起きている場合、
感覚と脳の恒常性がゆでガエル。
そこからうつやその他のこころというより脳へ蝶形骨の水平性を狂わせることや脳内血流が悪化することで、
感受性を凝り固まらせて緊張が離れることがないようなことを発生させやすい下地ともなっているようです。
この喉の奥の声や言葉による表現の力を低下させるというやっかいさを表してきます。
私自身、この部位のリリースをとあるノウハウに気づいてかさねることで身に起きた変化があるのですが、
それと同様なことが起きていたということをお客様から報告を受けた時点で悟りました。
とにかく行動しやすく成った。
物事を大胆に行動に移しやすくなり、そうした結果が思ってもみない幸運をもたらしだすのです。
その下地として「直感」が鋭さをもってあらわれるようになったと表現するひともいました。

ここは非常に興味深い。



そのようなこともあるので、
もしあなたが、日頃から首凝りや肩こり、片頭痛、思考低下や物忘れ等の頭部に関する機能の減退が感じられたならば。。。


単純なアドバイスですが、頚部の舌の筋の硬化を避けるべきで、
首を固めない、肩を凝らせないことを日頃から心がけておくといいでしょう。

なにぶん、恐いのが、本人は顎関節のようなわかりやすい不具合感を感じることがないわけですが、
顎関節の問題とミックスして舌の筋が引き連れが起きて内在していることがある。

本人には頚部の舌の筋の骨化したことは無自覚ですから、
そのような部分の不利益な感覚がなく施術者にそれを主張しないのです。
施術者も、時間的に丁寧な割合を持っての施術を研修と位置付けた考えでしており、
利益をほぼ8割方捨てているようなところでもないかぎり、
主訴以外を観ていただけるところはあまりみません。

つまりお客様が訴えていないところは、通常は藪蛇になるから突っつくなというのが鉄則。
要するに突っつけばいくらでも手をかけ面倒をみなければならない部分がでてくるのです。
まじめにぼろぼろと垢がでるかのように浮き上がって出てはぬぐい、浮き上がって出てはぬぐいを延々とすることで、
やがてその浮き上がりが小康状態にまで達するまで手間をかけ続けなければならなくなります。。
それを今の私は、一日に一人までと施術の受付人数を削って施術でしていますから時間がかかるわけですが、
そんなことをしていては予約いただく時間が見積れない。


整体の学校等でも、藪蛇になるようなことは避けなさいと厳しくいわれるのです。
私の場合は、それに対して修行をするこころでいまは対処するよう徹しています。
ただし、そんな私ももうこの喉奥の舌のリリースが最終段階と心得ていますので、
この部位に達した今は、施術の基礎がだいぶ見えてきたところが増えたと捉えて。
それをもとに応用という別のステージへ勇気をもって出る時期と思います。
そうなったときは今までのような丁寧さで藪に隠れた蛇を退治するシーンは消えるでしょう。

だから偉そうなことはいえないのですが、
一般的に藪蛇に手をださないため喉の奥の舌などといったお客様が不調を訴え掛けないところは対処致さないのが通常です。



ゆえに頚部の舌の筋のリリースは施術院に通われていても手を付けられたことがない方がほとんど。
それも骨化した状態にまで悪化した者であっても、そういうことなのです。

ちなみに私がそこの舌の筋の付け根を観るとどうなるかを紹介すると。。。
その理由も見えてくるでしょう。
昨日は施術が休みだったのですが、一昨日前に施した舌のリリースが過酷すぎて私の身が塊がひどく、まるまる一日、動くに動けないほど。
身体の半身が痙攣して、けっこう手や半身が血の気を失せて激痛部位が生じてひどいことにまでなっていく。
喉や腹部のような特定の急所を手を付けると、これは邪気当たりとしてよく起きる現象でもある。
昨日は午後8時にようやく起きられてご飯をたべることができた。。。
過酷にまでそこへの特殊対応をすれば、こんな状態に施術者が陥るわけですから、
相当のことでもない限り、そのような物を知った先生で、お客様との関係性が深く良好でなければ手出しするわけがないのです。

斜角筋や胸鎖乳突筋のリリースでもそういった邪気当たりはでるが、そこはぬぐえるようなカラダづくりを死ぬ気で整えたが、
その下地にある頚部の舌の筋のそれは病が奥に沈殿しきった根底の部位だ。
半端なくマイナスエネルギーの影響や感情の嵐に巻き込まれてしまう。

そういったエネルギーのとられの問題も大きいが
頚部の舌の筋のリリースでは、首の表層にある斜角筋や胸鎖乳突筋以上に、
さらに集中が飛躍してできることで、これはやりすぎたらこちらが死ぬなと思うほど気づかぬうちに息を止めている。

施術のときのそこに対する極度に集中して自分の身を振り返る余裕がみじんもなかったことがわかります。
数ミリ、力の方向や加減を狂わせれば、その瞬間に、お客様の身に大変な被害をあたえ、その関係性も最悪な事態に陥ります。
正直、この舌のリリースは、、、ここほどやりたくない箇所は、他を探してもない。



現実問題として他院の同業の先生にこのような部位についてのアプローチをつたえても、
「鈴木さん、あんた、それは自身の身を亡ぼすし、やめなさいよ」と心配していわれる部位です。
同業者だから内容が把握できれば、その大変さがわかるわけです。。。

私は奥の手としてこの技術は独自に研究してきました。
出し惜しみをしたいからではなく、
使うための条件が厳密であるがゆえに、もう、当分はすることはないでしょう。
一昨日前のお客様には、その条件が一時的に満たされていたので時間をかけて対応させていただいたわけです。





首の奥の舌のリリースは、きびしい条件の元と、お客様との信頼関係をどうであるかを踏まえてのみ手を付けられるところです。

数回の施術をさせていただいたといったところでは、頚部の斜角筋等の骨格筋のリリースまではいたしますでしょうが、
その奥の舌のリリースは互いに手を出すことがないほうが無難であり正解であり後悔のないことのように考えています。



・・・といった、実にこまごまと、この部位のリリースを効果的になす経験は徐々につまれてきて久しくもあるが、
あまりにこの部位は特殊性があるので気を付けて考慮した日常を送られてはいかがでしょうという願いが含まれてのことです。


この度に、なぜ、わざわざそのようなやらない宣言をしているようなことに言及したかというと、
昨今、テレワーク等で姿勢がかなり乱れ放題になって作業をしている方がいたり、
スマートフォンタブレットを手にもって操作をし続けていたり。
そういったことは関節の元来ゆるさがある女性が特に危険なのです。。
女性は生理のときに骨盤が開き全身の関節が緩まるホルモンが分泌されるのですが、
自宅で長時間巣籠もり状態で通勤通学の外出時間さえ削られるような方々もいます。
そういう特殊な条件下での身体のゆがみ方は根深く定着がはかられるため、
一端強烈な癖付けがカラダの運動プログラムに組み込まれたら抜け出せない人もでてくるでしょう。

周囲に人がいて人目が気になる状況では姿勢もある程度気づかうことができますが、
そこからまったく離れた状況に、自分が好き嫌い関係なくいきなり投げ込まれとき。
お客様方の身体状況をみると、普段ならそのお客様にはつくことがないゆがみが奥に入って影響し、
それがわりと頚部の舌の筋のところへの凝りというストレスと緊張を強いるスイッチに手をかけて押している人が多くて。

他には歩きスマホ含め、
手先や指先の操作で屈筋群を固めてしまう人は、もともとそのような操作を人間は自然界でなす訓練をしてきてはおらず、
なし崩し的に首の芯に負担が蓄積するやり方がなされていることに私は危機感を感じざるをえません。
腕が胸部をねじり、その癖をつけたあとには、必ずその影響が首の芯にもたらされることとなります。

また左側頸動脈の圧迫が強い人が右利きの人に多く、それが脳内の血流を行き届きづらい状態にしていく。
調べた母数は少ないもののそうした部位の首の斜角筋の硬化も大問題ですが、
その下に位置する頚部の舌の筋が固まって硬化した場合が
さらに血管の圧迫の力が飛躍的な増しとなり状態が悪くなってしまうので注意が必要です。

つまり頚部の舌の筋の層が深部にあってその部分が柔らかさがあれば、頸動脈が硬い斜角筋等の首の骨格筋に押し付けられても、
深部に移動して通り道を確保できています。
でも頚部の舌の筋の層が深部で硬化が進んで骨ほどに固まれば、どうでしょう、、、。
血管という血液という液体を通すチューブは、硬い組織に囲まれて、さらに血流の頭部への流れを阻害しますよね。
動脈もそうですし、静脈ならなおさら容易に止血されると考えてください。




ときどき私のブログをご覧いただいた方から、
歩きスマホを目の敵ににしてるんじゃないかといわれましたが、そうではありません。

ただ、警告としてというより判断材料として知っておいた方がいいことをお伝えすることは必要なことです。
どのようになさるかという行動についてはそれぞれがそれぞれの考えや状況によって判断するものでしょう。
そこは自由裁量でしょう。
たとえば首に負担がかからないような歩きスマホの工夫を徹底するというのでもいいかもしれません。
いまから数年後のことを考えて、経年で首にかかる蓄積負担量を軽減するようにしていただければ幸いです。

まずは個人でできることは、ここからはじまります。

積極的な対応を考えるようになれば、私がゴツコラ畑を作った意味も自己防衛を真剣だったんだなとわかるかもしれませんね。
できることを徹底してやったものは、次のステップが自然にあらわれるものだからです。