紫外線対策の必要な季節

紫外線が強くなりました。

近年紫外線を浴びる量に比例してしみや肌荒れ、
そして癌にまで至るといわれています。

そのような折、紫外線対策として、
日焼け止めクリームやパウダーが利用されています。
購入するときに、SPF値を参考にする方が多いでしょう。

表示されているSPF(スキン・プロテクト・ファンデーション)は、
日本人の平均的な日焼け度合いを計測し、
20分の日焼けを食い止めることのできるSPF値が1です。

日焼けをしたくない、
その気持ちが強いので、
SPF値の高い商品が売れています。
過去、SPF値が100もある製品が売られていたほどです。
(現在ではメーカー同士の申し合わせで、50までとしております)

ここで注意しなければならないことがあります。
紫外線予防機能がある化学物質が、
SPF値の高い製品には多く配合されます。
するとその化学物質に肌が負けてしまい、
肌荒れの原因になるケースも。

日差しが強く日焼けを気にするオーストラリアでも、
SPF値は30未満と国で規定していることからも推し量れます。

したがって日焼け止めクリームの利用は、
弱めのSPF値の製品を2〜3時間おきに。
そして汗で流れたらすぐ塗りなおすこと。

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SPF値と日焼けを食い止められる時間】
■SPF10 の製品を利用すると 3.3時間
■SPF30 の製品を利用すると 10時間
■SPF50 の製品を利用すると 16時間

日中の日差しの強い時間が長く続いても、
16時間も炎天下にいることは少ないでしょう。
スポーツや外勤が多い方などに限られてくると思います。
うまく紫外線と日焼け止めクリームの化学物質からも、
肌を守ってくださいね。