体を繊細に分けて使うことができるかどうか。
その基礎条件として、
隣あう筋組織の筋膜同士が癒着するのも良くない。
どうにかこうにかごまかしながら動かせるだろう。
しかし骨膜と筋膜の癒着が進めば繊細に動けない。
それなりに痛みや張りなどの不快感はあるが動ける。
だが身体技能の粋をいく動きをかなえられることはない。
同時に次のようなデメリットがあるのだ。
各筋肉をそれぞれ分けて機能的に繊細な動きをすることができない。
実は筋肉を一本一本それそれの動きができるときに、
骨膜と筋膜の癒着部分が解ける。
そして骨膜に近い部分に動脈が通る。
そのため深筋を分けて筋肉を使えれば理想的に血行が促進される。
深層筋と骨膜が深く癒着していれば、
明らかに動きのパフォーマンスが悪くなる。
それは骨膜との癒着により致命的なほど、
『筋感覚を失う』からです、ね。
もちろん発揮できるマックスの筋力はがた落ちです。
だからボディワークをするとき。
そのお客様の筋肉状態を見れば、
その深部の癒着量や箇所を知ることで、
何ができて何ができないだろうか、
かなりの精度で予想がつくのです。
いきなりそのことをお伝えすることはないですけど。
解放していき進んでいくに従って説明していきます。
このような感じです。
体の筋肉を繊細に使えればより
血行が促進され深層筋が緩み体が若くなる。
この動き方ができるようになれば若さが維持できる。
逆に深層筋と骨膜が癒着していれば、
その箇所の血行が悪くなっているので冷えてより強く筋膜の癒着が進む。
これが顕著に二股に分かれるのです。
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ちなみに体の深部に筋膜の癒着があるとしても、
体を理想的に使う意識的なトレーニングをすると深部の筋膜癒着部分が緩む。
劇的なまでに眠くなったり脱力感がある。
繊細に体を使うためのエクササイズには、
体を蘇らせる可能性があります。
そのようなエクササイズをもっと積極的に学んでいかしたいこのごろです。
※このようなエクササイズは一般的なものと意識や注意点が違いますから。
※体験してみないとイメージをつかむことが難しいものです。