日頃クライアントの方々にはストレッチとか、身体状況に負担がかかる場合にはやらないか、または5〜6割りの力でずいぶんと余裕がある程度にしてくださいとお伝えしています。
それは、すでに硬化して動きが悪くなっている関節や筋組織を無理に伸ばしたり縮めたりすると、柔軟性を失った筋組織はすでにもろくなってしまっているので断裂したり筋を違えてしまったり。それにより思わぬ炎症がかなり長い間続き苦しみます。だからできるだけ自分の身体コンディションをよく観察して、無理をするよりもまずはやさしく少しずつ動かしていってくださいねという方針。
でも自分では、こないだピラーティスという、ダンサー向けの多少激しい身体トレーニングビデオを見てそれにいきなり挑戦してしまいました。
我ながらそれなりに動こうと思うと動けたんです。でも、次第に普段使い慣れていない腹直筋と背筋を急激に使いすぎていった自分に気づかなかったのです。・・・。
そしていつのまにか60分ほど自分の身体能力を上回る動きを、「エィ!」とばかりにやってしまって、その後ずっとみぞおちと腰部の不快感が継続中。もう18日以上すぎ生まれてこのかたこんなに苦しい状況が続いたのは初めてです。密かに6-7Kg体重が激減。
けっこうお馬鹿でした。TT)
これはピラーティスがいけないのではなくて、自分の身体状況を理解しないで、自己流でやってしまったことによる自滅行為。やはりはじめはピラーティススタジオに行って、指導してもらうのが一番。
そう痛感しています。
とりあえず自己流でおこなうことの怖さ、またはビデオや本をみて大体こんな感じかな?というあやふやなときにやりすぎてしまうリスク、とても痛感する事件でした。そして少しだけまた賢くなりました。
まずはリスクをよく理解した先達がいる場で始めることがよさそうです。
ストレッチもピラーティスもその他多くの身体訓練なんかも。
きっと先達もこの苦しみをかみしめて成長していかれたのでしょうからね。^^1