また肩の使い過ぎで便秘 TT1

■普段慣れていない運動を取り入れることがある。

理由は
・自分の身体に気づきを増やすため
・普段使われない筋肉に筋力をつけるため
・好奇心から

念の入った身体のトレーニングをする。
そのときに本を観ながらするならばいいが、
頭の中で描いたイメージをもとに動きを作り出すときもある。
開拓精神があるからだ。
イデア先行型で、きっとこうなるはずだ!と思いやってみて、
思った通りの成果がでることもある。
が、たいていおまけとして、何か付いてくる。

肩甲骨の周囲の筋肉を鍛えることをテーマにがんばった。
詠春拳の手の動かし方を思い出しながら、
ゆっくりと腕の意識を消しながら肩甲骨を動かす。
少し要領がわかってきて楽しくトレーニングしていた。
それから数日間、胸椎の関節がパキパキいう。
なんか危険な雰囲気。

合い気あげなど合気道の手の使い方トレーニングで、
肩甲骨を酷使した状態に似ている。
だがそのときとは違い呼吸の制限が少ない。
息苦さで思考力が激減するまではいかない。
事態に対応するための精神的余裕がある。

と思っていたら、見事に便秘の洗礼になってしまった。

便秘になると臀部筋や大腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋などを緩めると、
たいていはスムーズに復活する。
だから緩めるためのカウンターストレインをおこなう。
だが今回は当てはまらない。
筋が緩んだ後になっても腸の動きが感じられない。

「お、おかしい!なぜだ?」

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不安感におびえながら、状況を再追跡する。
すると詠春拳での肩甲骨の運動に行き当たる。
息も楽々できているから背部筋の状態も大丈夫だろうと思っていたが、
起立筋の深部が固められているのは確か。
思い込みの甘さがあった。
腰方形筋も硬くなり、
腰椎を触ると腰椎の2番・3番・4番の並びがいつもと違う。
棘突起同士がいつもより2〜4ミリ程度離れている。

・・・で、結局仰向けに寝て改善した。

仰向けに寝た状態で手を開き万歳格好をする。
アメリカの警察ドラマで、ホールドアップ!といわれて、
浅く手をL字型に曲げてあげた状態。
肩甲骨の奥の筋を緩める姿勢です。
それで2〜3時間、昼寝をしてみた。

起きて20〜30分するころに
ごろごろごろ〜と、お腹が鳴りだし一件落着。

もともと消化器が強い方ではないのでこたえます。
こんな身体に負担がかかってますよ〜というメッセージの出方もあるんですよね。