こりこりの筋の筋力をゼロにし癒す方法


筋肉のこりを緩める方法っていくつかありますよね。
適宜、状況に沿った方法で最善の選択をしていけばいいのだと思います。


その選択枝のひとつに興味深い生理現象を利用したテクニックがあります。
筋肉を60%〜50%にまで縮めると筋力が0になる」という生理現象です。


筋肉がこっている部分は常にその筋肉部分を一定の筋力を発揮させ
筋硬化し続けるような仕事をしているのです。
その仕事をしている状態から抜け出せないのが慢性的なこりですね。


患部をこらせ続ける仕事し続けているのです。
なんでそんな自分を苦しめるようなムダな仕事をしているのか
不思議ですよね。
人体は一部の身を切ってでも全体を生かすような仕組みがあり
筋肉に過大な負担を繰り返しかけたり強烈にかけられると
筋肉はもとの赤ちゃんのような柔軟性な筋肉に戻れなくなります。
そして体内の筋肉にいくつものこりがある状態でも、
よほど炎症や張りなどがない限りはこりと共存していくのです。
私はこの本人が気づかないうちにつけてしまい共存しているこりを
老化し冷たくなった筋肉と考えています。


こった筋肉を60%程度ぎゅっ〜と縮めるポーズやスタイルをとらせ
筋力を0にしてしまえば筋肉をこらせ続ける仕事を手放させられるのです。


これで慢性的なこりも癒される。


この方法はマッサージでは圧をかけづらい深部筋にも容易に影響を与え、
自ら筋肉のこり部分の筋力を0にするように脳から信号を出しますから
外見上は他者がこりを圧迫して治しているように見えても
事実上は自分がこりをリセットする生理現象を利用しているんです。
自分で自然におこなう生理現象を利用した特徴として、
筋組織にかかる負担は少なく安全性が高い。
また深層筋を狙い緩めることができるため、
幾本もの筋肉を改善させるほどのダイナミックな影響を与えられる。
そして各筋肉一本ごとの60%程度の筋短縮スタイルがあり、
実質目的にした硬化した筋肉を的確に緩めることができる。
だから小回りがものすごくきくんです。


実際の作業風景は地味で
施術者の体にかかる負担も大きいときもあります。


ですが私が得意で多用するテクニックのひとつです。