独自のイメージを使ったリラックス方法

ワークのときにいくつかの下準備をする。
そのひとつに個人的に行うワーク前の、メンタルワークがあります。

連日ニュースで言い尽くせないほどの悲しい知らせが届けらています。
事故、殺人事件、国家間の抗争、数え上げればきりがありません。
心が痛むことを日々経験しているのです。
感情がバリアを張り麻痺を感じ始めます。
恐怖心が意識下に根付いた緊張状態です。

この緊張状態でおこなうワークは、
ワークをする側の疲労度が大きい。
心の緊張は体の緊張を呼びます。
固まった体でワークをすれば、
それはぎこちなくなります。
重心移動がスムースに行われません。
するとワーク効果も下がることがありますし、
ワークをする側も足腰や首、肩につらい疲労感を残します。

連日のニュースは世の中全体の一部です。
やさしい人や尊い人など数え切れないほどおられます。
自分の知る尊い人物をメンタルスクリーンに映像化。
その方々のことばや存在感を肌で感じる、
感触に浸ります。
マザーテレサやさまざまな伝記など読んでみて、
すばらしい人とイメージできる方々に登場してもらいます。

またはマザーテレサの魂が感じられる場所に、
自分の意識をびよ〜んと伸ばして訪問する。
架け橋を作るビジョンを描いてみるほうが、
接触感覚が優れた人は感覚投入しやすいようです。

対面して2〜3ことばを交わします。
そして繊細で暖かく強烈なパワーを発するエネルギーを感じ取ります。

人は、肯定的なイメージを持ったときに筋力は強まり、
否定的なイメージを持ったとき筋力は弱まります。
そのような筋肉反射があります。
簡単な実験をしてみると面白いものです。
潜在意識にある否定的な意識を拭い去る。
それにより力がわいてきて疲労感が減少するという仕組みです。

呼吸が深くなり肩の力が抜けていけば、
どのようなイメージでも利用できます。
肯定的なイメージを呼び起こすことができれば、
気持ちいい高原や海などの自然のなかにいるというのでもよいでしょう。
私の場合、尊敬する人物と対面してことばを交わすイメージが最適でした。
優しい気持ちになれます。

肉体疲労については1時間を超えるワークや仕事を行うとき
効果を強く感じます。

慣れれば時間にして2〜3秒で、
幸せな気持ちになれるでしょう。