最近考案した肩のリリース方法


私が考えて行っている肩のリリース方法。


簡単に言えば脇の下にタオルを折り一定の圧をかけ保持するような感じ。


この方法でうまく調整すると肩関節が驚くほど緩んでしまうことがある。


先ほど腕の挙上が難しい様子だった人が、
人間の肩って本当に柔らかいもので
ぐるぐる肩甲骨ごと腕が回せると体験的にわかる。


人によっては、
「えぇ〜ホントに?!」と解かれたとき感動。
でもそういった感動はすぐに当たり前になる。
それに何度かリリースをしていくと、
肩関節の可動域は着実に増していきますので。


その圧の力加減や力のベクトルは、
しこりの様子(形状・場所等)を観て適切に対処する。
このとき肩の内部状況を正確に把握しているかどうか。
あてずっぽうだと微妙に肩関節がへんてこな位置にずらされてしまう。
左右の肩の高さや内側か外側かなどの回旋具合を正確にチェックできないと
数日ももたずにすぐ肩が固まりだします。


そうならないように安全確保をしつつ効果的に行うには
解剖学的な知識はいうに及ばず動的な知見を要するものだと思います。
ちょっと肩関節の筋肉や関節等の内部状況を解剖学の本でみてみれば
非常に複雑に入り組んで見えるかもしれません。


それを把握しつつリリースするのはそれなりに難しいことなのですが、
このテクニックをしている姿を見ると誰でもできるんじゃないの?と
思わされるほど簡単そうに見えてしまう。


面白いものですよね。^-^;


それに他の角度からも肩関節を立体的に観察し
調整を加えるとさらに成果が上がります。