やむにやまれずリラクティブヨガの実践。 セルフケアの延長線上で深層筋を緩める難しさから、逃避しすぎてはよくないという好例紹介です。。。

個人的な話で恐縮いたします。

「歯は骨の余り(歯は骨の余気)」という言葉、東洋医学(中医学)を学んでいると目にする機会がありますよね!
腎が弱いタイプは骨が弱くなりやすいので、結果的に歯がぐらつきやすい。そういった体質です。
私自身、腎虚タイプですから、歯ではつねに悩まされ続けております。


4日ほど前のお話からはじまります。
日頃、からだをなまらせすぎない程度を維持するため香取神宮の印が推された木刀を、蹲踞で振っています。
口を閉じて『シュッ』と鋭く息を吐くと同時に木刀を振り落とします。
そうした最中に、<ジャリジャリッ>といやな音が口内でいたしました。
「やばいっ」と背筋が凍り、確認すれば左前歯の先端がざっくりと欠けてしまっていました。


徒然草の一節では、齢が40歳ともなれば容姿を、そう気に病むこともなくいくのがよろしいといっていましたがそうもいってられません
人様とお会いすれば憐れむ視線が突き刺さるでしょう。



これは正直、身体ががたが来ていると言わざるを得ません。代謝を高めて体質上の改善は推し進めていますが、貧弱な体を押して激しく施術を続けたツケはたまります。そういった経筋上のトラブルを背負い、いままさにそのツケを払うときがきたのでしょう。
(それもあって食生活等の自分なりの改善を実行して来ましたが、そこだけではカバーできかねたところがあったということでしょう)

体内の芯に走る経筋ラインが過緊張となっている部位があり、それにより顎関節、歯の流れ、歯茎への収まりなどのトラブルがあった。
経筋ラインでは左側背面の膀胱経(腎経)に左右前面の胃経、そして手の小指側から流れが始まる小腸経などがの影響です。
長年施術で無理をしてきたことがあるのは否めず、体の表層中層の筋群の緩みに対し、積み上げた深部の凝りは解けるには表層から順繰りに解けるため時間がかかり後回しになる。深層筋と歯がつながり強く影響しているところがあることは知られており、そうした状態にあることは客観的に見えていたが、セルフでいいリリース方法が見当たらずいかんともしがたいところでした。ここで手を打てずに過ごしたため、表層中層の筋と深層筋の硬軟の差の開きが縮められておれば。。つまり深層筋をもう少し積極的に解いていたら、今回の木刀素振りで自らの歯を砕くようなかみ合わせにはなっていなかった。そこは、悔やまれるところです。

ただ前歯先端が砕け散るとなると、いかんともしがたいとか悠長なことをいってはいられません。
このままの状態で歯医者にいけば、固いままの経筋が容易に歯をぐらつかせてしまう不安定な状態です。
歯科医に治していただいても、数日後にはかみ合わせが合わなくなるだろうと考えました。
それでも一応は歯医者に電話するも、夏季休暇なのでしょうか、歯科医が留守電で予約もとれないという状況で、泣きっ面に蜂状態。




こうして追い詰められたところで、重い腰を上げて、対処法を考えてみました。

対処するというのは勝ち目があればいいが、セルフでは自分の背中の状態を正確に図ることが不可能で、自分では難しいため、失敗のリスクがあります。外的な力学圧をつかって現状を壊す場合、着地点の設定が施術者としてワークをするときは客観的に見定めることが叶いますが、自分自身では圧倒的に情報が不足して不利となり、うかつに手出しをしないほうがいい。見えない状態で手を下して良い結果なんて100%でてこない。やらなきゃよかったと後悔するのがおちです。ですが、歯医者にはいかなきゃならないので、そうも言ってられません。。。



まずは踵から頭頂までの骨組み全体から考察すれば、頚椎3~4、腰椎2~3、膝が前方に屈するようにして前後上下のバランスを取ります。これらの椎間関節の後面を狭窄させて詰まりが生じていると想像いたしました。けっこうそれは強力です。ただ詰まりがあってもそれでほぼ完全に支える筋肉群が硬化したままに固定され、それ以上の収縮が起こらなければ、膀胱経等の歪みだす影響も一定の状態で固定され進行は起こりません。

ただついぞ先日、私が日頃いる部屋に炭結界の結界力を高めるよう部屋の四隅に置く炭やそれにまさる鉱物を設置したため、体の深部までその影響が届き始めました。一般的に、イヤシロチを作ればそれで即健やかに過ごせると思われるかも知れません。ですがそれは清気が澄んでマイナスイオンを多く皮膚からも吸収できるようになったものです。すでに体内の奥に溜まった邪気や血瘀や痰湿が、魔法のように掻き消えるのではありません。10歩戻って邪気とされる酸化した気は移動性に富んでおり体外にでていきやすいものです。ですがそれ以外の体内の細胞や器官や組織にゴミ屋敷上に貯められ積み上がった物質としての血瘀や痰湿や老廃物の悪液のようなこびりついたものもあります。それらの量は個人個人、貯め方により処理するためにかかる期間や労力の差が激しいものです。そして動きを固定された邪気が正気に変わってゴミ屋敷を整理をし始めたとしても、多くは順序よく手際のいい仕事ができるような道筋をセルフケアではつけづらい。特に背中の膀胱経に関係する箇所が先に働きを取り戻せなければ、他の箇所を部分的にケアしても浅はかな対処療法にしかならないことも多く、ゴミ屋敷を手際よく整理する邪魔をするだけにとどまります。

実際のところ、体内の筋膜層は体をよほど精緻に左右や前後上下を使えており、偏りがないものでもないかぎり、こうしたゴミ屋敷のような酸化した物質が溜まってしまうものです。そうしたものは放置されてそのままであればさらに積み上がっていきます。ただ体内空間は無限大ではありませんから、一定を超えればぎゅうぎゅうと押し込められて突っ込まれていきます。それでもある程度の身体操縦法やこまめのリセットをしていれば、途中でだいぶんそれが減じられますが、そうしたことをあまり受けたり施行したりしてこなかった方の場合、少なからず体内の密閉した空間内にそれが入り込みます。表層筋や中層筋層にそれがあるときには不具合を感じることもできますが、深層筋にまでそうした淀みが入り込む場合、深層筋は痛覚等の感受性に乏しい性状を持ち無自覚のままそこへゴミを放り固め続けてしまうのです。
そうした部分を多少でもいじれば床は足の置き場がないほどの状態で片付けるにも途方に暮れてしまう。そうなるとそうしたゴミが体の歪みのつっかえ棒として転用してきた実態もあるため、不用意につっかえ棒をぐらつかされれば改めて未知の歪みが複雑にはびこることになります。
そうした対外的圧は、よほど専門性をもって状態を読んで歪みを支えるかかり受けを理解できないならば、触るだけ損です。というのも深層筋脇に動脈が通っており、自分でゆっくりと歪みを付与したときには、そうした動脈管を完璧にではないにせよ極力圧迫して血の停滞が起こらないようにする最低限の配慮をしてくれます。ただそうした動脈を守る配慮をして造られた凝りを崩す圧を強いれば今まで以上に動脈が急激に圧迫をされてしまう結果を得て、その後の血の循環を大きく不利な状態に落とし込むことがおこります。なので相応にすばらしい施術で深層筋を緩めていただける場合を除いて、過去から不調を溜め込んできた方々に対して不用意にそうした深層筋を触ることは、施術習いたてのテキストでは禁忌扱いとされておる本が多くございます。



ただ、、、、、まぁ、そうも言ってられません。(何度もぼやいてしまい申し訳ありません)



特に上掲した頚椎3~4、腰椎2~3、膝が前方に屈する箇所は上下の連携を阻害し体内整理を妨げる隔てる邪魔をしてしまうでしょう。

いつもなら遠赤外線ドーム型サウナに長時間入ることで、凝りや不調を改善してきました。それを今回もある程度使えるかとは思いましたが、表層筋や中層筋がさらに柔軟性を高め、筋緊張したときの収縮力を高めることは避けて、深層筋に当たる部位に主に柔軟度を高めることが良策と考えました。そのためリラクティブヨガのなかにそれに適したやり方があると知っており、そこを試してみました。
リラクティブヨガをご存じの方は、ヨガというより、体を器具等を用いて固定した安息した体制でじっと休憩するもの、的なものとみえることでしょう。


仰向け寝で、
軽く肩幅程度に開いた左右の膝裏にランブルローラーをそれぞれ密着設置しました。
腰部は枕カバーにタンブル石が300個ほど入れて腰の前の反りを調節できるように密着設置しました。
頸部の裏及び後頭骨には、7キロの竹炭粒が入ったクッションを接触設置。
そして最後に胸の左側心臓真上を通る胃経が固まっている影響は歯ぐきにでることをしっておりますから、そちらにも7キロの竹炭粒が入ったクッションを接触設置しました。

この状態で、雨や台風で外出もままならない状況も手伝って、大人しく時を過ごします。
正確には時間にして15分~30分を、1日に3セット。



すると自発動的に左足の筋肉が微痙攣をお越し左膝裏のスペースが空いてきたようです。

こちらを施行して2日目、胃経となる胸骨左側の肋軟骨部分が、案の定、動き出しました。それは神経にくる強烈な肋間神経痛ではなく、心臓の真上の肋骨部を頂点として裾野が5~7センチほど広がる表面に近い神経に障る痛みです。この箇所は肋軟骨と胸骨が接合される関節が靭帯で補強され剛直になっております。その剛直部分の動きは後々に呼吸を制限された状態をとかれたときの時間差で後に襲ってくるものとなり、いまは筋肉の厚みが薄いぶんだけ緩まりやすいところが炎症痛を持って凝りを知らせてくれる感じです。
ちなみに竹炭粒をいれた除湿用のクッションですが、竹炭の発する遠赤外線の作用及び備長炭以上に多孔質で邪気を吸い取る作用を期待してもちいています。若干、竹炭が粉になったものがでてきてじゃりついたり、それが目にきてしばしばするものの、概ね、想定した通りの深層にまで遠赤外線は通せる(3~4cm)というところで成果がでたものと感じます。


また3日目、頚椎3番の左側奥の筋に不穏な縦筋状の2センチほどの凝りが浮かび上がりました。おそらくこれが環椎位置まで凝りの牽引力が与えられ、膀胱経と小腸経等の合わせ技が後頭骨の位置をずらし、頭部の深部に入る筋肉の牽引にも影響するのかもしれないと推測いたします。


あとは左側腎の高さの膀胱経ともう一つの経の重なりが揺り動かされて、腰の左右の均衡があってくれば、歯医者に電話するにもほっとできるところ。ただここは、座り続けて勉強をしてきたここ一年で増した不調状態で、なかなかしぶとそうな気がしています。


最後に、ある程度、リラクティブヨガのたったひとつの姿勢を工夫しながらとっただけで、身体が緩んでくれていった理由は、食による体質改善を実践してきたためでと考えています。運動等の時間を惜しんで中医学や薬膳の勉強に時間を割いてきた一年ですから。食による気血の充足率が向上する場合、当初は体表や中層の筋や組織に多く気とともに栄養されていたものの、そのうちの何分の一かは深層の凝りかたまった部分にも届いてきたため、その影響は深いところまで自然にカバーできてきたからだと思われます。それで今回、膝や腰や頚椎という前屈する場を緩めるときの深層の緩み方がスムースに進行しているのでしょう。

そしてこうして深層の緩み方が与えられたときには、改でどのような身体操作をすべきかを問い直す時期でもあります。というのも、いつもの体を歪ませるクセがそのままでてしまえば、緩んだ深層筋はつっかえ棒にはならず、さらに加速度的に体の歪みを増生させるリスクがでるからです。身体の深層の鎧をのけたときに、芯から変化を可能となる利を得たわけです。そこを活かすようにとお客様にもお伝えさせていただいてまいりましたが、私自身にも初心に戻って歪ませグセを抜こうと考えているところです。



以上、今回、左前歯先端が欠け後悔しつつ、転んでもただでは起きないと誓ったもののたわごとでございました。
お耳汚し、申し訳ございません。