運動のパターン化により老化する身体

運動のパターン化はからだのゆがみを作り出している。
身体の使い方は継続的に改善すること。
そうしなければ加齢老化のままに肉体老化が進むのは明らか。


子供のころ。
それも物心つく前のころ。


誰もが運動の仕方を模索していた。
立てなかった赤ちゃんが立つとき。


そこには新しい運動方法を模索し、
自分の可能性を増やすことに嬉々とした自由と若さがあった。


だがひとは誰しも以前覚えた運動方法を繰り返し使い出すようになる。


いつもの身体の使い方のパターン以外には大なり小なりアレルギーを感じだす。
新しい運動パターンを学び身に付けるための、
飛び越えなければならないハードルができてしまう。


日常行ってきた体の使い方のパターン。
そのパターンとは相容れない初めての身体の利用方法を伝えられた。
そのときに戸惑う。


うまくできるだろうか?と思うこともある。【不安】
今までのやり方でいいじゃない!と思うこともある。【拒否・拒絶】
やらないことやできないことに対して都合のよい考えが浮かびだすものです。


不安や拒否・拒絶の気持ちがあれば、
理想的な動きができるはずはない。
心がない身体は虚脱状態に陥る。
新しいパターンを身に付けるに必要な神経のこまやかさはない。
それでは新たな動きを身に付けるまでニューロンは興奮しない。


ここで失敗経験をつむことになる。


そうなれば新しい動き方を学びたくなくなるのも人情。


ただこれは人情だけの問題でもない。


一度トライさせられてできなかった。
そんな残念無念な気持ちが生じたとき。
そこで不快感。
精神的にも感じるだろうし肉体的な筋肉痛も覚える。


そうなると二度目に同じことを無理やり教えられるとき。
ありありと一度目におきた不快感がわきおこる。
胸騒ぎが心と体のアレルギー反応を引き起こす。
自分では気づかないほど過剰拒絶をしてしまう。


そしてこれでは新しい運動改善ができない。。。


いつも同じ筋肉の部分を繰り返し使いすぎてしまう。
それが筋硬化を引き起こし骨格のゆがみを促進する。
筋硬化は代謝の悪化や神経へ触ってしまうなどの不都合なことも引き起こす。


これが『老化』を確実に加速。
そんな保守的な肉体特性があります。

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改善した動き方のパターンを受け入れる。
そこまでナビゲートするのが難しいケースがある。
何を隠そううちの母です。
困ったものだ。。。