予約表の公開が遅くなり、
それで多くのお客様に御迷惑をお掛けいたしております。
1月23日に2月の予約表を更新したいと考えていました。
ですがその更新を延期させていただく予定にさせていただければと思います。
1月23日に予約表を更新する予定でありました。
どうにかこうにかスケジュール調整が終わり、
公開できるようなところまでこぎつけました。
しかし突発的に個人的なことで問題がおきました。
あまりに個人的なことで申し上げるのも差し支えがあるのですが、
長年にわたり私どもの当家へお越しいただきましたお客様に対し、
申し上げにくいことですがお伝えしておきたいことがあります。
2010年に長い年月のお付き合いをした期間を経て、
私の奥さんと正式に結婚をさせていただきました。
その際に、多くのお客様からおめでとうメールを頂いたり、
ご祝儀までいただいたりという言葉では表せない感謝したいことがございました。
正直に申しますと、
先程、私の奥さんから、
離婚をして欲しいという言葉。
意思はとても固いものと見受けます。
今まで奥さんには、私が体を壊した時など支えてもらったりもしました。
かなり激しい喧嘩も致しましてもどうにかこうにかやってまいりました。
自宅開業の辛さや経済的なことなど、様々なことが喧嘩の原因です。
私が施術について必死になり続けてきて、
結果的に離婚原因となってしまいました。
仕事として施術の技術を自分が納得できるまで作り込んで、
世の中へデモンストレーションを公開していくことで
体を改善させるために有益なノウハウを広く共有できるようにしたい。
その思いがだけがあります。
ひたすら施術の研究の日々。
では、なんでそんながんこに頑張り続けてきたの?というと。。。
道が横にそれるのですが
私が20代のときに私の父が死亡した原因が、
左官業による職業病的な椎間板ヘルニアでした。
その治療がうまくいかないことの結果の自殺でした。
私が大昔の大学生のときバイトで警備員をしていた。
その日の朝に父は決まってお味噌汁を作ってくれた。
それをいただいて雪降る寒い工事現場の現場へいく。
そしてしばらくして、
義理の兄から父が亡くなったからすぐ帰って来いと
電話をもらった。
かじかんだふるえる手で工事現場の監督から、
今日はいいからすぐ帰れといってもらい
仕事の終了のサインをもらった。
葬式って、お金がかかるものだときいているから、
今の当家にはそのような余裕がないのではないかと
不安に思う気持ちが湧いてきて、ものすごくありがたく感じた。
その日から、2〜3年間は頭がぼーっと虚しい空白と後悔の思いが続いた。
当時のことは、いまもあまり記憶がないのです。
ただ教員になりたかったから、
BBSという少年少女の更正等のお付き合いをさせていただくボランティアに入り、
そこで電気工事の社長からバイトをしないかって誘われて、
お世話になりました。
いまも電気工事バイト中に左のおでこをこぶになるほどぶつけたときのコブが残っています。
大学は除籍となりました。
いくつかの会社員もしてみました。
プログラマーや小さい出版関係や映像関係のお仕事など。
ですがもし生まれ変わりがあり次にどこかで父の魂が赤子として生まれ来ることがあれば、
そのときには絶対に今生で起きたようなつらい思いをしなくてもよい世界になってほしい。
そのように父の体を見つめながら強烈に思いました。
その思いを覆い隠すように幾つかの職を転々としましたが、
結局、自分の思いには嘘がつけず施術の世界に。
どんなことがあっても自分のやり方で、
施術の結果が出せるようになりたい。
それが私の父への手向けとなります。
生まれ変わりがあるかどうかはわかりません。
ですが固くそう信じて頑張りました。
そこまでたどり着くために、
遅いあゆみでありましたが、
潰れそうになってもはいあがってきてを繰り返しがんばってきました。
そうして去年終わりごろ、
ここまでくれば施術に関して
納得できるというところまできました。
納得できるとは精神的なものでは一切無くて、
結果を私が観た上での事実の検証からきます。
もちろん自分の想像できる範囲内での納得ですから
他の先生方のほうがもっと優れているかもしれません。
ですが自分の血と汗と涙が入っていない施術技術では
父への顔向けができないような気がしてしまいまして。
奥さんからの離婚の意思を告げられたのは、
デモンストレーションを公開していくことを決意し彼女にも宣言した矢先でした。
私はデモンストレーションのイメージが持てたという時点で、
その作業は9割程度できあがっています。
施術の研究に対してのプレッシャーという肩の荷が降りたところ。
仕事面では心底ほっとしていたところでしたが、
今は、ほっとしていたのが嘘のような感じです。
私が優柔不断なところもありまして
私が奥さんに振り回されていたことがあり、
これが最期の振り回され納めなのでしょう。
ただそれもこれも私自身、
今考えれば奥さんとの関係において
反省してもし尽くせないことがあります。
先だってとある女性から、
奥さんを大事にしないとダメですからねと、
私のブログを読んでアドバイスをいただきました。
その女性は、ボディワーカーを多数見てきて、
私のようなものの現状がどうであるのかが
想像がついていたのだと思います。
そして人生を楽しまないとダメと。
その女性が当時お付き合いのあった方に言われたことだそうです。
このときのアドバイスがあまりにもタイミングを見計らった内容で、
そのお陰で精神的なバランスが保てているような状態です。
自分では日々、
施術での気づきも多く充実していたのですが、
一人だけの楽しみでしかなかったと思います。
奥さんと楽しみを分かち合う姿勢にかけてました。
私自身がこれから生きる姿勢を真剣に変化させる、
そのような気持ちに遅れながら気づいた気がします。
仕事の取り組むためのスタイルも、
少なからず変えていくつもりです。
無論、施術を志し続ける気持ちは今後も続きます。
ですが今までの施術の提供の仕方を続けていては
いずれまたこの度の二の舞となると思います。
そこを真剣に考えて、
今後の活動の方向性を出していきたいと思います。
今後ふたりで、
この度の離婚について時間を設けて話し合いをいたします。
その結果、場合により、
私の母や奥さん側のご両親にも離婚に至る報告をしたり
奥さんの新居を見つけての引越しをする運びになるでしょう。
ただその奥さんの引越し先が決まるまでは、
私の家に奥さんがこちらにおります。
お越しいただきました方々に、
かえって気を使わせて申しわけございません。
憎しみあっての別れではなくて、
互いの将来を真剣に考えてのことでの別れですので。
本当に、このような私の個人的なできごとで、
お客様にご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございません。
そして私どもの結婚に対しておめでとうといっていただけた方々に、
大変に申し訳なくて、つらく感じております。
今後は、この度のような件で、
予約表を更新する予定が遅れていくようなことがないようにと心がけてまいります。
この度だけはご容赦をいただけましたら幸いです。
2月の予約表更新の際は、
メルマガやこちらのブログにて再度、お知らせをさせていただきます。
どうかよろしくお願い致します。
ボディワイズ
鈴木政春