身体の見方/やる気がでる筋肉のONとOFF

身体をボディチェックするとき。


『いろいろと頭の中で計算しているんですよ〜』と、
お客様にとってはわかったようなわからないような、
煙に巻かれるように感じるときがある。


身体の部分を見る、
分けて考えてみる。


次に関連部位を合わせて見つめてみる、
関連部位に症状の源流があるかどうかをみる。
そのときにはたとえば頸椎1番に不快感があれば、
それに呼応しより影響力の強い腰椎5番をみる。
ほぼロベットブラザーを知るものにとっては、
A=Bのような公式がある。
患部がAだとすればその部分に深く関与するBがある。


たとえば。。。
頸椎1番がつらいときには同時に腰椎5番を調べる。
そして腰椎5番のほうが強い筋肉群に囲まれていて、
固まる力が強い。
こちらが解けなければ頸椎1番を解いても、
短期間でまた不快な症状に襲われる。
だからA=BはA=

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ただこれがA=B=C・・・と飛んで遠方に飛ぶこともある。
遠位の症状を支配している箇所を一般の方が見つけることはなかなか難しい。


すると患部のみをケアしようとして、
その患部を引き起こしているもののケアができていない。
するとなかなか改善が進まない。
自然治癒してくれればよいですが、
体力値が低下しているときには体力を失う量が多い。
改善速度を考えて対応する必要があります。


逆にBの症状に影響を直接与えている箇所を見つけ、
そこを直接ケアすれば効果的です。
身体の見方の差がでる例ですよね。


うまく『身体を読める』ようになれれば、
それだけ適切なケア方法が見えてくる。
身体を読む力と対応力は比例してくる。
そういえるのではないでしょうか。


バラバラな知識は多くの書籍などに紹介されています。
でもこれはチェーンの切れた真珠のネックレスのようなもの。


読み方がわかり、思考が深まり始めるとき。
さまざまな身体の知識が散らばっていたものが、
A=B=Cのように見え始め使い物になりだします。
するとワークに対しての自信につながります。


そしてワーカーは独自の身体に対しての世界観を持ち始めるのでしょうね。

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