腹部の奥にあるかちんこちんになったコリは、消化器の不具合や呼吸のしづらさ、それにPMSなどへの影響がでるようです

今日、おいでのお客様。
一ヶ月かけて自宅の部屋を整理整頓をしているそうです。
部屋の整理整頓、だいじです。

部屋に普段使わない私物(かつ死物)が増えれば、
死物が出す波動が部屋にいて休むことができません。
いま必要なものがあるのはOKですが、
どう考えても使ってない、使えないものが多数あれば、
それらを目にするたびに思考にノイズが入るかのよう。

そんなノイズから身を守るには、
お客様のように一ヶ月も二ヶ月もの時間をかけていいから、
部屋を整理整頓をする。
心が落ち着き身体がやすまる部屋になるでしょう。
がんばったらがんばった分、部屋が最高に『いいね!』空間。
その景色でお茶をいただければ大満足でしょう。


整える・・・といえば、
(腹診)が、ひとつの鍵になることがあります。

みぞおちにコリがあったり、
水が溜まった感じになっていたり、
コリも水もない気体がつまっていたり。

へそまわりにコリがあることは、
内臓の深部まで病が侵入しだした印のときもある。

胃や肝臓の下にできたこり。。。

急性で生じる腹部に描かれた問題の状態もあれば、
慢性になった腹部に描かれた問題の様子もあります。
急性のようであれば大事過ぎなければ改善は容易でしょうが、
慢性であれば身体の四肢や首などが相当な硬さが進んでいて、
そうした四肢を先にきっちりとぎっちりととき進めて安定させてからでなければ、
腹の奥に響くような部位リリースは決してしてはなりません。
内臓同士の癒着や腹部大動脈や大静脈などとゆ着していたり、
またはリンパ管が内臓部には縦横に張り巡らされ癒着もする。
それらの腹部奥の慢性のコリのゆ着した部位をムリに解けば、
臓器や血管やリンパ管を引きちぎる等の損傷がおきるため、
非常な危険をもたらすからです。


今日のお客様は、立ち姿も整えられ、
骨格筋の脚部や手などの四肢が柔軟。
腹部奥のコリは慢性のものであるが、
四肢が緩み十分な腹部のコリを解く準備が整いました。

そこでお客様が部屋の整理整頓をなさるように、
私はお客様の癒着が進行した腹部のコリに対し、
ぶじにアプローチを行うことができました。
コリの多くは大腰筋が硬化緊張短縮で起こっており、
こちらの大腰筋が腰椎と下部胸椎の内臓側の椎間板が
大幅に上下に詰まりがでるよう圧縮しています。

だからつねづねこれらの内臓部の硬めを作る大腰筋は
リリースの手を加えてはきたものの、
お客様の手足や首のコンディションを観察して
深々大腰筋のコリをほどくには危険がありと判断すれば、
施術上の事故を起こすことを回避するよう、
大腰筋のリリースに制限を加える必要が出てきてしまう。。
ある意味、コリって、自ら持ち続けてしまう『執着』です。
保持していた自分のコリを保つ執着せねばという無意識に気づき、
それを手放すきっかけを持つときです。

そして施術終わりに立位状態を確認させていただくと
お客様には自分の首が伸びて軽さが出たことに気づき、
私は本日の施術前の腰の短縮具合と
施術後の腰の伸びたことによる違いを目にできました。


ずんっと伸びたお客様の腰椎や頚椎。
長年かけてこちらのお客様のリリースをさせていただき、
ついに腹部の深部を緩めることがかなったのかと。


ちょっとこれ、感動です。


ずっと消化器系に対して不調感を持たれているお客様で、
内臓部の臓器同士と臓器と筋肉との癒着具合を積極的に
リリースを推し進めることができれば。
あと1〜2回ほどのおなかのリリースが可能であれば、
消化器系の不調感がそれら臓器が機能を失するコリを除去していくことで、
なんらか状態の好転が図ることができればと願っております。

内臓が固くて横隔膜の上下動を阻まれている傾向があるため、
腹式呼吸がしづらい状態に陥ります。
それが内臓の柔軟さが増せば腹式呼吸が復活してくるでしょう。
肩や首の筋肉を緊張させて持ち上げる置かれる不良姿勢の位置の改善をするには
腹式呼吸の機能を取り戻すことが有効となります。


お部屋の整理にお腹の整理整頓。
そこ、同時進行するっていいですね〜。^^