生理のお悩みを軽減させる筋肉があるって、しってましたか? 【大腿筋膜張筋と大殿筋】

これから陽気がいい春になり、旅行シーズン。

女性が、たのしみに旅行計画を立てるときのこと。

もし月経異常や月経不順があるなら、
旅行日にそれが当たりはしなか注意深く日程を組むが、
それが当日までどうでるかがわからずに不安になるとお伺いしています。

では、筋肉上で自分ができる範囲のケアってできないだろうか?


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【大腿筋膜張筋】が緊張が強くて張りや癒着が進めば
月経痛のような月経異常の引き金を引くことになる筋肉です。

【大殿筋】は関連組織が生殖器、子宮広靭帯であり、
緊張が強くて張りや癒着があれば月経不順の兆候が現れます。


これら大殿筋や大腿筋膜張筋は、
いざ、生理痛が起きたという緊急時に解いても、
痛みの軽減は見込めません。
なので事前に日頃からのこれらふたつの筋のコンディションをケアして、
そのときを迎えたときには、あれっ?いつもより軽いぞ!っていう感じ。


ただすでに骨盤の前傾の度合いが強くて下部腰椎に狭窄が観られるときは、
セルフケアをしつづけていくよりも、
適切に仙腸関節を緩めるような手技を受けつつ腰部の前方突出傾向を改善させたほうがいいでしょう。
この部分に問題があれば、いくら大腿筋膜張筋や大殿筋を日々解いてみても、
日々、それらの筋群に過剰負荷が強いられる姿勢のもとに置かれるため戻りが強く埒が明きません。


また生理痛がきついものがいきなり襲ってきた緊急時には、
大腰筋の緊張した部分を見つけ出してそれを弛緩させるリリースをしつつ、
下肢への動脈管を圧迫して血行阻害して腹部に血液を滞留させる鼠径靭帯部位のコリのリリースや
恥骨部位の左右高さの高低差の高い方の下方押し込みなど、
別途ノウハウは多数あるものの、
それは自身の状態がどうであるか事前に見抜けていて適合していれば使えるものです。
なので、気になられる方がおられれば
日頃から大殿筋や大腿筋膜張筋の柔軟性をアップさせるケアをすることが賢明でしょう。