骨盤底筋と泌尿器の関係

こそっという感じで話す症状の尿失禁。


テレビで尿漏れ防止のコマーシャルをみて調べてみました。
女性の尿失禁経験者の割合を調べると以下のようになります。

 
20代|........................... 23%
30代|........................................ 33%
40代|............................................................. 51%
(女性全体での割合)

                                  • -


そして経産婦では30代で48%になっています。
ほぼ半数です。


調べてみて驚きました。
泌尿器科医院のホームページから見つけたデータです。


腹圧性尿失禁や膀胱瘤など、
さまざまな下腹部のトラブルが
骨盤底筋を鍛えることで改善するようです。


======================
【第一段階】


・膣口、膀胱(尿道)、腸(肛門)を別々に、素早く、ギュッと絞るように動かします。これを一秒間に一回の割合でおこないます。
・この動きをするとき、息を止めたり、他の筋肉を緊張させたり(お尻や太股の内側)、おなかを引っ込めたりしないでください。骨盤底筋を収縮させると、腹筋が緊張したように感じるかもしれませんが、それが主な感覚だと考えなければ、それでもかまいません。
・4〜6回を1セットとして、一度に2、3セットおこなうことを目安にしてください。正しくおこなうと筋肉はかなり疲れるので、セットの合間にリラックスしましょう。

      • -

【第二段階】


・骨盤底筋の引き締め、持ち上げている部分をより強く、より長く収縮させてください。
・呼吸を続けながら、内側で引き締め、持ち上げてください。持ち上げるにつれ、膣壁が内側に引っ込んでいくようにイメージするとよいでしょう。
・10秒間そのまま維持する動作を3回おこないます。これは10回まで増やすことができます。
・それぞれの動作間で20秒間休んでください。
======================


男性も骨盤底筋を鍛えるトレーニングをすると、
トイレでしゃぁ〜っとするときに周囲に飛散しにくくなるようです。
また胆力の養成にも役立ちます。


このトレーニングは一気にやりすぎると腹痛を起こしますので、
日に2〜3セットという目安を守った方がよいでしょう。