幼児・子供期の育ち方のよさが成人後にも効く?!

新規にワークを受けに来ていただいた方。

体の状態としては背中の硬さはあったものの、
立つときの脚部前面が柔らかい。


かなりいいです。

現代日本人女性では少数派。

なんでなんだろう?

そう思いました。

すると幼少期に、
写真集『ヒトが人間になる』
副題「さくら・さくらんぼ保育園の365日」
さくらんぼ保育園出身だそうでして。

ちょっと驚きと感動です。

そうか、
子供のときに十分に土と親しみ、
足の裏の自然な刺激を受け入れてきた。
そのときの感覚を今も大切に保持しているんだな。

そのことは足底筋をリリースするときにもわかりました。

子供のときにいかに過ごすか。
その大切さを教えていただいたような気がします。

で、体の中で一番解きにくいし、
同時に内臓や各部まで影響がでるのが足。

足の筋膜は手の筋膜と異なる点があり、
浅層と深層の筋膜ともしっかりと胴体に結び付けられて影響しあう。
だから内臓に直接影響が出てしまう箇所です。
それも内臓の深部まで要領よくかためてしまう部分。
それに脚部の筋肉量は全筋肉量の半分程度を占める。
この足の筋肉が引き連れれば、
体全体が引き連れてゆがむように出来ている。

脚部の筋膜をしっかりとかないで内臓リリースをいきなりされたら、
目も当てられない反応が出ちゃう。
そのようなことさえもある。


とてもリリースするために優先順位が高い部分が足。

だから脚部が柔らかいというのはすばらしい!

このような足を持つならば、
意外にも体全体のリリースも比較的いい感じです。

勝手に『さくらんぼ保育園』の教育のおかげでこの足ができたと
決めちゃってしまっているわけですが、
そう思ってしまっても遠くないと思います。^-^;
ちょっと強引かもしれませんが。。。