下剤の罪


下剤について。


よく聞きますことには。。。
腸の筋肉を下剤を飲むことで無理やり働かせる。
それにより疲弊させてしまう。
腸の筋肉が休むまもなく労働を強いられます。
そのために腸の筋疲労が蓄積されて、
正常な腸の蠕動運動ができなくなる。


下剤を飲み続けなければならなくなる結果に。


ただそれだけではありません。


下剤や便秘薬は基本的に人体にとって毒物です。
下剤などの腸にとって深いな状態を強いることで、
無理やりに外へ排出させるものですから。
ですがすべての下剤が外へ出るわけではありません。
リンパ管や血管に吸い上げられて身体各所に運ばれます。
それにより中毒症状が起こりますので、
下剤を乱用し始めて手放せなくなります。


中毒症状かどうかは薬物に対しての精神的依存度に関係します。
ですが薬が体内に広く溶け込み中毒症となる部分もあるのです。
これは下剤に限った話ではありませんが。。。
多かれ少なかれ毒をもって薬効となす薬物には、
中毒症状が入り込みます。


医師の指導の下では過剰にこれを意識すべきではありません。
ですが市販薬では利用方法を自分で注意しなければなりません。

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そう考えると
「下剤は毒を薬として利用する薬物だった」
ことにはたと気づかされます。


薬局には便秘薬は市販されて容易に手に入ります。
薬効を期待できる強い薬が販売されています。
薬局には大きな売り上げに貢献してくれています。
ですが自分の身体への、腸への思いやりがあれば、
下剤などに頼りすぎているときには見直しが必要です。


下剤に変わる方法を見つけることです。
長期にわたり下剤を服用していた方は、
徐々にその量を減らす工夫をすること。


大腿筋・大殿筋・腰部・腹部・肋骨下端(横隔膜付着部)などの凝りは、
腸を硬化した筋肉の方向へ牽引して動きを抑止します。
会陰部分のしこりは直腸を固めます。
それらの筋肉を緩めるマッサージをしてみることもよいでしょう。
硬さに応じてゴリゴリと、
またはオイルを使って気持ちよい程度の刺激を繰り返すのもいいでしょう。
根の浅い便秘ならこれでOKです。


下剤に変わる選択肢に『断食』を選ぶときは、
主治医の指導を受けてください。
すでに腸が健康を害して弱っているとき。
よくなるどころかかえって悪くなります。
身体の大きな状況変化には多大な負担もかかることをお忘れなく。